・・・・カチャッ
何度も、何時間も快楽に狂い乱れ・・・けれどなおも四つん這いのまま、小便器の内側に舌を這わせる由美子の耳が、そんな小さな金属音を捉えた。
(まさか・・・)
と思った。
(そんなはずがない・・・あるばずがない・・・)
そう信じこもうとした。
けれど確かに、ジャッ、ジャッ、ジャッ、、、、と静かな足音が、由美子の背後から近づいてきていた。
(・・・そんな・・・わたし・・・どうしたら・・・)
由美子の頭はパニックに陥った。
四つん這いのまま、固まっていた。
頭を便器に突っ込んだまま、恐怖に震えていた。
足音は由美子の真後ろ・・・突き出された腰の前で止まった。
そしてその直後、ズボンのチャックが下りていく音が聞こえてきた。
(そんな・・・あぁ・・・もしかして・・・)
静かな深夜の公衆便所では、全ての音を聞き取る事ができた。
ゴソッ、ゴソッ・・・と、衣服の擦れる音まで。
(この人・・・この男・・・まさか・・・まさか 今から私に・・・・)
そう思った瞬間、チョロッと 熱い液体の雫が背中に・・・右手の肩甲骨の辺りに降り注いだ。
・・・チョロッ・・・・・・チョロッ・・・・・・チョロッ・・・・・
2つ目の雫は腰のあたりに・・・3つ目は背中の中央に・・・そして、シャァァァァ・・・と音を立てながら 太い筋となって首筋に襲い掛かってきた。
「・・・ぁ・・・・あぁ・・・・・・あぁぁぁ・・・・」
その熱に、感触に、由美子は無意識のまま喘ぎ声を出していた。
何度も何度も、何週間も何か月も妄想した状況が 突然現実となって襲い掛かってきた衝撃とともに、ゾクゾクと絶頂に近い感覚が背筋を這い上がってくるのを感じた。
(・・・あぁ・・・わたし、いま・・・・・あぁ、いま、わたし・・・・・・とうとう便器に・・・・)
小便はいつまでも止まらず、由美子は永遠に続くように感じていた。
肩に掛けられた小便が腕を伝い、乳房の上を流れ 乳首から床に落ちていった。
腰に掛けられた小便は尻の割れ目を伝い、膣口の上を撫でながら 太ももを流れ落ちていった。
両手の周りに、膝の周りに みるみると小便の水たまりが広がっていった。
そして男はわざと、小便の筋を 由美子の頭に振りかけた。
小便が額からその鼻筋を伝い、頬から顎に・・・そして 便器に密着したままの舌の上を流れていった。
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