由美子の顔は、もう小便器の内側に入っている。
美しい顔と便器の距離は5センチもない。
由美子は自分が何をしているのか、きちんと認識していた。
それがどんなに下品で、不潔で、屈辱的な行為かを理解していた。
けれど、動きを止める事はなかった。
(・・・あぁ・・・ここね・・・ここに出したのね・・・)
ゆっくり、ゆっくりと、由美子の顔が進んでいく。
近づけは近づくほど、アンモニア臭が強くなった。
そしてとうとう、その通った鼻筋の先が、冷たい便器に触れた。
形の整った鼻が、白い陶器に押し付けられ 形を変えていく。
形が歪み、醜く潰れていく。
そして由美子の肉厚な唇が、便器の内側に密着していった。
(ここに出したのね・・・ここも・・・ここにも・・・)
チュッ・・・クチュッ・・・チュッ・・・チュッ・・・クチュッ・・・
冷たいタイルに、音が響く。
それは男子公衆便所にあり得ない、卑猥で下品な音だった。
クチュッ・・・チュッ・・・チュッ・・・クチュッ・・・クチュッ・・・
由美子は頬を擦り付け、舌で舐め、唇を押し付けては吸い付いていた。
舌を伸ばして、便器の内側に押し付けたまま頭を左右に振った。
鼻が潰れるほど唇を密着させては、音を立てて吸い付いていく。
上から順番に下まで、下まで達するとまた上まで、、、
※元投稿はこちら >>