桝田の洋品店の従業員は桝田と桝田の息子の男性2名、アルバイト女性4名で営業していた。
臨時休業と掲げると多くの段ボール箱とパーティションを3台の車に積んで〇校へ向かった。
「皆さん、ご苦労様」
校長が労った。
「うちの従業員全員連れてきました」
「すまないね」
「早速準備したいのですが」
校長は体育館を案内する。
桝田達は手際よく更衣室を作っていく。
カーペットを敷いた上にパーティションで仕切り、姿見鏡を奥に設置しただけの簡単な物で、カーテンは用意しなかった。
午前中に段取りが終わると桝田は校長へ報告しに。他の従業員達は食事に行かせた。
「校長先生準備できました」
「他の者は?」
「食事に行かせてます」
「そうか。じゃあ手伝ってくれ」
2人は体育館へ向かった。
「お持ちします」
「そうか。悪いね」
「いえ」
体育館の隅に更衣室が出来上がっていた。
外から見えないようにパーティションで仕切られている。
校長は中に入った。
「カーテンないんだね」
「必要ないかと思いまして」
「うん。必要ないね」
校長は周囲を確認すると芳香剤を入り口の角に置いた。
中身はカメラだった。桝田を立たせ角度を調整していくと、桝田と鏡が映るようにした。
「他の従業員達には内緒だよ」
桝田もニヤニヤする。
「後でいただけるなら」
「悪い奴だな」
2人で笑った。
「桝田さんは1番だよな。息子さんは?」
「はい。息子は4番です」
「そうか。もう生徒達は振り分けてあるんだよ」
「はい」
「俺の好みでね」
「はい」
ニヤニヤする桝田。
「1番と4番はハズレがいないようにするから頼んだよ」
「はい。でも息子は...」
「カメラは内緒だけど、お触り程度なら騒がれない程度で」
「はい。あーでもやっぱり内緒にさせてください」
「ん?」
「バレると後々厄介なので」
「うん。わかった。でも触って欲しいな」
「そこは成り行きで」
「そうだな」
午後の授業が始まると校長が1Aの教室に入った。
「女子は制服合わせを行うので体育館に行きますよ」
女子生徒達は喜んでいる。
校長は名前を読み上げると番号の書かれた札を渡していく。
1番と4番の札を渡された生徒は肉便器候補だった。
体育館に着くとパーティションの前に集合させた。「こちらが洋品店の皆さんだ」
「桝田です。この度は誠にありがとうございます」
生徒達に低姿勢で挨拶した。
「では、桝田さん達は準備を」
桝田達6名は更衣室に入っていった。
「今回は実測値を測るので、予め下着姿になっててください。中の試着室ではブラは外してください」
「えー」
「校長先生に見られちゃうよ」
「男性もいたよ」
「私は...あそこに入ってるから...委員長か副委員長は?」
体育準備室を指差した。
「はい。私です」
「終わって全員が制服に着替えたら呼びにきてくれ」
「...はい」
「校長先生、絶対見ないでよ」
「見ないよ。お前らこそ鍵閉めるなよ」
生徒達から笑い声が聞こえ、場が和んでいった。
「じゃあ、絶対鍵閉めるなよ」
そう言うと体育準備室に入った。
校長が体育準備室に消えると生徒達は制服を脱いで下着姿になっていく。
体育準備室の中では、この様子を体育館の監視カメラをパソコンに繋いで録画していた。
他のパソコンは、それぞれの試着室の映像が映っている。
何も知らない生徒達は指定された試着室に順番に入ろうとしていた。
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