8回目のジャンケンは、常連の男がパー、女がグーで常連の男の勝利に終わった。
どうやら、常連の男も女の手の規則性に気づいているようだ。
常連の男はのぼせた(そんなわけがないのだが)と言って、
浴場から大広間への移動を提案した。
おそらく、そろそろ「詰め」に入りたい所なのだろう。
私と女は常連の男のリクエストに同意し、
常連の男が女に付き添って女の荷物を運び、私が自分と男の荷物を運ぶことになった。
私は男子の脱衣所にあえて10分程長居してから、大広間に向かった。
大広間に入ると、一面畳の空間には女と常連の男しかいなかった。
百穴温泉には宴会用の小ステージがあるのだが、
2人は小ステージの手前、下手側の畳の上にいた。
近づきながら2人の様子を見ると、女の腕は縛られたままだ。
どうやら裸のまま連れてこられたらしい。
また、長居した甲斐があったようで、女はすでに出来上がっていた。
女は常連の男に後ろから抱き着かれるように胸と乳首を弄ばれ、
やや俯きながら、快楽と苦悶の表情を浮かべている。
さらに、常連の男が後ろから足を延ばし、
女の内腿真ん中あたりでガッチリと固定することで、
女は強制的にM字開脚をさせられていた。
私は女の陰部に目を移す。肌と同様に白く美しく、陰毛はやや薄い。
よく見ると陰部からは淫汁が垂れており、畳がほんのり湿っている。
ここまで出来上がっていれば、後は「詰め」を行うだけだ。
私は荷物を置き、わわざわざ、女と常連の男の隣まで行くと、
ジャンケンの口上を述べ、再び拳を振り下ろす。
私はグー、女はチョキ。
分かっていたことだが私の勝ちだ。
「じゃあ、ゲームが終わるまで全身を触らせて」
今までの女なら確実に断っていただろう。
しかし、女にもはやその気力はなく、コクンと頷くだけだった。
何をしても無駄とあきらめたのか、快楽に身を委ねたいのか
その答えは私達には・・・・・・
分かる。
分かるのだ。自信を持って言える。
私は、これから「詰め」として、その答え合わせを行っていくつもりだ。
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