譲渡会から一ヶ月がたちトライアルの結果を判断するときがやってきた。
俺と満島と翔子、響子で卓を囲む。
満島「じゃあ早速聞かせてもらおうかな?」
俺「翔子さん、響子はいかがでした?」
翔子「彼女は素晴らしいわ。まだ若いけど素質もあるし何より可愛いし」
俺「響子は?」
響子「はい、翔子様は素敵なご主人様です。一生お仕えしたいと思ってます」
俺「じゃあ花音のことは?」
響子「はい、花音さんのことは只の憧れだってことに気づきました。私は真にお仕えするのは翔子様です」
翔子「響子……」
満島「じゃあ二人は主従関係を結ぶということでいいんだね」
二人はお互いを見つめあい頷いた。
これで響子は俺の手から離れてしまった。
俺「響子、いや響子さん、幸せに」
響子「ありがとうございます」
満島「よし決まりだね」
俺「翔子さん、今度一緒にコラボでショーに出ましょうよ」
翔子「いいですね、じゃあそれまでに響子を一人前にしなくっちゃ笑」
こうして響子はめでたく翔子の元に託された。
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