「響子起きなさい、響子」
翔子は響子の頬を叩き意識を取り戻させた。
翔子「響子大丈夫?」
響子「はい、あまりの気持ちよさに意識が飛んじゃいました」
翔子「今日は帰りなさい。あ、帰っても一人でしてはダメよ」
響子「はいわかってます。失礼します」
翔子「そうそう、何でもするって約束忘れないでね」
響子は翔子のマンションを後にした。
翔子は響子がどれだけ命令に忠実なのか試す必要があると考え次の課題を考えていた。
その日から翔子は一週間ほど仕事が忙しく響子に会えなかったが、ようやく仕事が一段落したので響子に自宅に来るように命じた。
響子「ご主人様お久しぶりです」
翔子「オナ禁守っているだろうね」
響子「はい、毎日ムラムラ悶々としています」
翔子「そう、ならいいわ」
響子「今日は可愛がっていただけますか?」
翔子「それは貴女次第ね」
響子「ご主人様に会いたくて会いたくて」
翔子「あら嬉しいわね。でも気持ちよくなりたかっただけじゃないの笑」
響子「そ、それは……」
翔子「貴女は正直ね。そういうところ好きよ」
響子「申し訳ありません」
翔子「まぁいいわ、とりあえず服を脱いでこれを着なさい」
響子は手渡されたものを見て驚愕した。
それは透明のレインコートだったのだ。
響子は恐る恐る全裸になりレインコートを着た。
「さぁ、出掛けるわよ」
響子は「え?」と耳を疑った。
雨が降っているから不審ではないが見る人が見たら裸であるのがすぐにバレてしまう。
しかし翔子は響子の手を引きエレベーターに乗り込んだ。
ここでもし誰かが乗ってきたら終わりだ。
響子は誰も乗ってこないことを祈った。
幸い誰にも会わず地下のガレージまで行くことが出来た。
「乗りなさい」
翔子は助手席に響子を乗せ雨の街に繰り出した。
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