両親と会いに行く日の朝、ゆうかは森にショーツの上からゴム紐の縄ふんどしを締められた。
ウエスト部分は緩く、股間はぐいっと締められたが、縦縄は結び目ではなく小さなフックで引っ掛けて留められた。
直にではなくショーツの上からなのは、まだ経験の浅いゆうかへの森の思いやりだろう。
ゴム紐は徐々に食い込むが、長時間の移動でトイレに入る時、いちいち解いて結び直す手間を楽にしてくれるアイデアだった。
さらに森は、ゴム紐のふんどしの上から、生理用のショーツの着用を認めてくれた。
これも、列車やバス等での長時間の移動の際に、縄ふんどしによる蜜の分泌で、スカートのお尻の部分に染みが出来るのを防ごうと言う森の心遣いだった。
ゴムの縄ふんどしは辛かったが、ゆうかは森さえ近くに居てくれれば、駅の階段でも広場でも実家近くの坂道でも耐えられると思った。
実家に着いて、立ち振舞いの不自然さがばれたら、母には本当のことを言うつもりだった。
新幹線から在来線に乗り換えると、あまり乗客がいなかった。
森は隣の座席に座るゆうかの腹部を、ワンピースの上からそっと触った。
ワンピース、スリップ、生理用ショーツを通して、下の縄ふんどしの感触があった。
そっとゆうかのワンピースの裾を捲って、太股を撫で擦る。
生理用ショーツのクロッチの脇は、異常に熱くなっていた。
ゆうかに命じて、ワンピースとスリップを胸あたり迄捲らせた。
きつい生理用ショーツを膝まで下げる。
ゴム紐のふんどしは、深々と純白のショーツの真ん中に沈んでいた。
その縦縄の部分に指を掛け、クイクイッと小さく引っ張ってみた。
じっと目を閉じていたゆうかが、
「あっ!」と可愛い声を出す。
「ここで..、するんですか..?」
小さな声で聞いてきた。
絶対拒絶の声ではない。
もしかして他人に見つかるかも..。
でも、かまいません..。
そんなゆうかの意思が伝わってきそうな声だった。
生理用ショーツを下げたら、ゆうかの濃い蜜の匂いが強く漂った。
縦縄を引っ張った指を、下の方に移動させ、ゴム紐が深々と食い込んだショーツのクロッチ部分を触る。
熱い蜜、いや、もはや熔岩のようだ。
その熔岩がプンプンと若い牝のいやらしい匂いを発散させていた。
「これ、お母さんに見せたら驚くかな?」
森の問いに小さく喘ぎながら、ゆうかは言った。
「お母さん、驚くかもしれないけど..、きっと分かってくれます..。」
森がもう一度縦縄をクイッと引き絞ったら、ゆうかは
「あっ!」
と小さくため息をつくと、あまり悶え動くことなく、座席に座ったまま可愛く逝った。
ゆうかの実家では、すでにゆうかと婿になる男を迎える準備はほぼ終わっていた。
父茂雄は紺のスーツ上下、母は和服だった。
洋服では、立ったまま上半身を倒すようなことになった時に、夫から強要された突起の着いた革パンティのシルエットがはっきり見えてしまうのでは?と思ってだった。
恐る恐る夫に聞くと、思ったより優しく許してくれた。
朝、和服を着る時に、夫から革パンティを穿かされた。
前の穴はゆうかを産み、アナルもあのショーで裂ける程の拡張を体験しているのに、それでも二本挿しは辛かった。
何より辛いのは、二本の異物を入れたまま、ずっと立ち振舞いをしなければならないことだった。
膣とアナル、どちらか一方でも異物挿入をしたまま、正座から立って歩いてまた正座する。それだけの動きでも、違和感、痛み、突然の性的刺激等を味わい、真弓は苦しんだ。
途中で尿意を催し、夫に助けを求めると、夫はトイレの前で二本の異物を引き抜いてくれたが、排尿が終わって割れ目を清めたら、再び二本とも捩じ込まれてしまった。
「もうそろそろ来るころだな。」
茂雄の声で、二人とも玄関から外に出た。
やはり玄関の上がり口の段差を降り、敷居を跨いだだけで、真弓は膝がガクガクとなってしまった。
茂雄はそんな妻に手を貸し、腰を支えて立たせた。
公道から茂雄の家まで、高さにして5メートルほどの高低差があり、訪問者は車で登れるなだらかな坂か、昔からある急な石段を上がってくることになる。
ついに、タクシーが石段の下に着いた。
後部の客席から、若い二人の姿が降りるのが見えた。
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