ゆうかは、初め森の考えを不審に思った。
これまで森がゆうかにしてくれた責めは、異端ではあるが、全て世間や常識や良心とのバランスが取れていたような気がする。
それなのに、何故なのだろう?
母を、そのご主人様である父と共に、巻き込もうとするのだろうか?
そんなに、自分の性癖を満足させたいのだろうか?
ゆうかの理性は、急に森に対して恐怖を感じた。
しかし..、心と子宮は理性と異なった反応を示してしまった。
剥き出しの乳房が張ってきて、乳首が硬くなった。
陰裂が、じわーっと熱く湿ってくる。
「ああ、誤解しないでくれ。
僕は直ぐにも君とお母さんを並べてみたいとか言ってる訳じゃないよ。」
ゆうかは、差し迫った問題ではないことが分かり、ちょっとホッとした。
「今度の論文が審議会に通れば、学内での僕の地位も安定する。
そうしたら、君との結婚をご両親にお願いする。」
今度は急に現実的な話となった。
「でも..、もし反対されたら..」
ゆうかは急に弱気になった。
これまで手紙で母に、素敵な男性と付き合っている、とは伝えていた。
両親は喜んでくれてるようだ。
しかし、森とゆうかの関係がご主人様と奴隷であることは、伝えてなかった。
それも、両親がやはり深いSMを実践してるとなるとどうだろうか...。
親がやってるなら、子供がするのも反対はしないだろう..。
それは間違いだ。
ゆうかは、SMを研究する中で、熟年の男性が若い愛好家と意気投合し、自分の愛人奴隷に浣腸させたりしていたのに、その若者が自分の娘と知り合って結婚を前提に付き合いだした時に、激しく反対したという実話を知っている。
多分父親というものは、娘に汚れのない神聖なものを求めているのだろう。
ご主人様との実際の性生活が知られたら..。
ゆうかが、両親と森が顔を合わせることに不安を感じるのも仕方なかった。
しかい、そんなゆうかの先の不安を忘れさせる、もっと目先の不安が森から告げられた。
「お母さんと並んでお尻を晒す前に、君もそろそろお尻を開発されなくてはね。」
お尻の開発、それは野外調教に劣らずゆうかの恐れていたことだった。
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