12月の寒い土曜日の午後、ゆうかは森から車で僻地の山林に連れて行かれた。
森は林道入り口の鎖を開けて進入し、また鎖を締め、さらに山の奥に入っ「」ていった。
一つの山の頂上付近に、雑木や杉の生えて無い開けた空き地があった。
寒さで草も枯れている。
ゆうかはそこで車から下ろされ、直ぐにショーツ一枚の裸になるよう命じられた。
コート、厚手のセーター、膝丈のスカート、白いブラウスと車外で脱いでいくと、若いゆうかでも寒さが身体にこたえてきた。
短いブーツを脱ぐと、途端に足が冷たく感じる。
厚手のヒートテックのキャミ、同じく厚手のベージュのタイツ、そしてブラも脱いだ。
白いショーツだけで、胸を両手で隠す。
足元が裸足だ。
土が冷えてて冷たい。
土の上で裸足なんて、何年ぶりだろう。
森はゆうかの脱いだ衣類をまとめて後部座席に積むと、車内からゴムのサンダルを取り出してゆうかに履かせた。
ご主人様のお情けだ..。
か弱いゆうかの足では、裸足で歩けばほんの僅かの距離で足の裏を怪我するだろう。
下手をすれば破傷風等も考えられる。
森は、そんな責めは考えてない。
森のそんな優しさが分かっているので、ゆうかは幸せに感じた。
しかし、森の責めそのものはハードだった。
ゆうかは後ろ手に縛られ、胸にも二本の縄が巻かれ、さらにショーツの上からではあるが、縄ふんどしがきつく絞められた。
寒さで硬くなった乳首には、バネの強い洗濯ハサミが挟まれ、しかもその洗濯ハサミには重い鋳物の風鈴が吊るされている。
挟まれただけで痛いのに、風鈴に吊るされた短冊が風を拾って揺れ、澄んだ音と共にゆうかに乳首が千切れそうな苦痛を与えた。
森は曇り空の下で、ゆうかの尻を竹の根の鞭で叩きながら、ゆうかを空き地より更に上へと追いたてた。
普通に歩いて登れば、頂上まで5分も掛からないだろう。
山道は舗装はされてないが、草もあまり生えておらず、足元は良かった。
しかし、両手を背中で封じられ、激しく動くと乳首には千切れそうな痛み、厚手のショーツのクロッチに守られてるとは言え、ぐいぐい食い込んでくる縄ふんどしの苦痛に、ゆうかの足は重かった。
可愛い口元から、辛そうに「ああ、ああ..」とため息のような荒い息が吐き出される。
乾いた冷たい空気の中、森のゆうかを打つ鞭の音が、パシッ!と響いた。
やっと頂上に着いた。
そこには、携帯電話の基地局の鉄塔が立っていた。
そのため道が整備されいて、森はそれを知っていた。
野性的な責めのイメージでは、腰くらいある雑草をかき分けながら歩かせる等が理想であるが、秋冬の野外では迂闊に草むらを歩くと、ツツガムシなど危険な虫から刺される危険もある。
だから、草が少ない、それも背の低い所で責めるのだ。
森は、ただのイメージや生半可な知識ではなく、そのような専門的な知識を勉強して持っている。
だから森からの責めは、ゆうかにとって安心してその中に溺れることができるのだった。
しかし、この日の責めは、そんな森への甘えが通用しない責めだった。
やっと頂上にたどり着き、はあはあと荒い息をして座り込むゆうかを立たせると、森は縄ふんどしを外し、クロッチをぬるぬるした愛液で濡らしたショーツを脱がせると、いつものようにそのショーツをゆうかの可愛い口に咥えさせた。
さらにショーツが吐き出せないように、顔の口の部分に細い紐を巻いて猿ぐつわのようにする。
ゆうかは、口の中に押し込まれたショーツの自分の蜜の濃厚な匂いに痺れそうだった。
森は、再びゆうかに縄ふんどしを締めた。
今度は陰裂に直接だ。
ぐいっと引き絞られた。
痛さのあまり、ショーツの奥で、「ぐふっ!」と悲鳴をあげる。
それから森は、ゆうかの両足をやや広げて立たせ、鉄塔の鉄骨に縛り付けた。
広げた両足は足首と太股で縛られ、大切な部分は冷たい空気に露出してしまった。
普段滅多に、いや絶対数に外で空気に触れることのない、小陰唇やクリトリスが冬の高い山の空気に晒されている。
乳首は相変わらず洗濯ハサミに挟まれ、吊るされた風鈴が鳴る度に激しい苦痛を与えていた。
それだけでも辛いのに、森はさらに風鈴付きの洗濯ハサミ2つをバッグから取り出した。
その洗濯ハサミを持ってゆうかの前に膝まづく。
顔の正面に、ゆうかの深々と縄を食い込ませた陰裂があった。
森はゆうかのはみ出した左の大陰唇を掴むと、無造作に洗濯ハサミを挟んだ。
続いて右も。
大陰唇に吊るされた風鈴は、乳首のより更に重かった。
「ああ、引き伸ばされる..」
きっと乳首も大陰唇も、重さで引き伸ばされ、洗濯ハサミを外されても、醜く伸びたままになるのでは..。
乳首と陰裂と大陰唇への激痛、身体全体が震えてくる寒さ。
ゆうかは、これは森からの責めの中では、最高の拷問だと思った。
しかし、それはまだ甘かった。
森は口がきけないゆうかの前に立ち、こう言った。
「今、土曜の午後4時だ。
明日の朝まで頑張って。」
まさか?
私を置いてきぼりに..?
だって、私一人だし、もうすぐ夜になるし、
それに寒いの!
もしかしたら、死ぬかも?
どうして?
私は奴隷としていけなかったですか?
ご主人様..!
涙がぼろぼろ出た。
多分ご主人様のお芝居。
あの下りる道のところまで行ったら、きっと引き返してくれる..。
しかし、森は振り返らず坂道を下って行った。
ゆうかは混乱する頭の中で、色々考えた。
本当に捨てられたのか?
この寒さで一晩裸なら、死んでしまうかもしれない。
夜は、真っ暗かしら?
獣が来て..、食べられるかも。
誰か助けに来てくれる人はいないかしら?
でも、裸で、しかもこんな変態な姿で縛られてる女なんて、きっと...。
そこで、ゆうかは妄想と現実的な二つの恐怖を頭に描いた。
妄想は、
乱暴で下品な男が、私を見つけて縛ったまま自分の家に連れて行く。
そこで、様々なもっといやらしく残酷な拷問、強姦を繰り返されて..。
更には、その男には仲間が居て、大勢から何度も犯されて、ついに私は責め殺されるの..。
それを知ったご主人様は、やっぱり私のことを可哀想に思って、お墓にお花を備えてくれるんだわ..。
その妄想は甘美だった。
しかし、もう一つの現実的な想像は恐かった。
こんな場所に来るのは、きっと携帯電話の維持管理の関係者。
そんな人が仕事で来るんだから、縛られてる私を見つけたら、もちろん助けてはくれるだろう。
でも、直ぐに110番されて、警察から話を聞かれて、ご主人様は捕まって...。
それに、きっとこのことは大学にも知れてしまう。
ご主人様は准教授の地位を失うし、私も学校には行けなくなる。
助けてくれる人も、心の中では変態な私を軽蔑してるはず。
黙って写メを撮られたり、それを拡散されたり..。
やっぱり、私、死んじゃった方が..。
気持ちが落ち込み、さらに肉体的苦痛に冷えによる強い尿意も加わった。
外なんだから、おしっこしても汚れないかな..。
でも、もし、もしご主人様が迎えに来てくれたら、ご主人様の縄を汚しちゃうことになる。
かなりの葛藤の後、ゆうかは縛られたまま、縄ふんどしのままで放尿した。
尿道口が塞がれていたため、一気に気持ちよい方は出来なかった。
出たおしっこは、だらだらと内腿を伝って流れ落ちた。
身体が冷えきったゆうかは、自分のおしっこの温かさにホッとしたが、直ぐにその濡れた部分が冷えてしまい、さらに寒くなった。
辺りが暗くなり、星が見えはじめた頃、ゆうかはもう半分気絶したようになっていた。
遠くから風とは違う音がするような気がする。
一定のリズムがあるみたい..。
ぼんやりした頭の中で、急にそれが足音だと気がついた。
誰か来る!
ご主人様かしら?
もし他の人だったら..。
下から上がってくる道のところが、明るくなった。
上がって来る人は、ライトを持ってるんだ。
そのライトが自分を照らした時、再びゆうかは失禁して気絶した。
上がって来たのは森だった。
ゆうかは縄を解かれ、裸体に毛布を掛けられた姿で、森から頬を軽く叩かれて気がついた。
「ご主人様ー!」
ゆうかは森の膝で、子供のように大声で泣いた。
※元投稿はこちら >>