ゆうかは森に調教を受けながら、女としての幸せを感じる能力を高めていった。
それは、調教する森にとっても喜びだった。
しかし、ゆうかはまだされてないある種類の拷問を恐れていた。
それは、苦痛とか恥ずかしさとは違う次元の恐ろしさだった。
その拷問は2つ。
1つは野外での露出放置。
もう1つは、後ろの穴に対する責めだった。
単なる野外での露出は、処女喪失の夜にベランダに出されたこと、その翌朝にノーパンノーブラでホテルの廊下を歩いたことから始まって、何度か体験をさせられた。
肉体的にも交際が始まってから最初のやがて露出は、夜にコートの下は全裸で街頭散歩だった。
夜中でも、コンビニやレンタル店などには、人がたむろする。
若い男性がジロジロ見てる気がする。
冬用の厚手のコートだから、絶対に見られることはないと理屈では分かっていながら、やはり初めてのことであり、激しい不安でゆうかの胸は爆発しそうだった。
やっと森の車が停めている駐車場にたどり着きほっとした途端に、森の手でコートの左右の裾が捲られ、ウエストのベルトに挟まれた。
無毛のゆうかの下腹は、正面からは丸見えになる。
森はゆうかに、そのまま立っている事を命じた。
夜が遅いから、あまり通りはない。
無い筈なのに..、靴音が聞こえた。
道路に敷かれたブロックに響く靴音を、あんなにはっきりと意識して聞いたことはなかった。
ヒールの音、それも2つ、近づいてくる..!
来ないで、お願い、こっちに来ないでください!
ゆうかの願いも空しく、二人の女性の靴音はだんだんと近づいてきた。
ゆうかは両手で下を隠そうとしたが、森に止められた。
足をがくがくしながら、靴音の主が来て自分の恥ずかしい姿を見るのをじっと待つのは精神的に激しい拷問だった。
近づくにつれて、二人の話し声も聞こえる。
くすくす笑いながら、楽しげに話している。
ああ、もうすぐそこ..。
道路を歩く二人の若い女性の姿が見えた。
私と多分同じくらいの年..。
明るい表情で、お付き合いしたい男性について話していた。
お願い、そのまま気がつかずに歩いて行って!
こちらを見ないで!
二人は駐車場の間口の中程まで、ゆうかには気づかず歩いていた。
その時、森がわざと車のボディーをコンコンと叩いて、音を立てた。
二人が振り向く。
明るい笑顔が凍りついたようだった。
二人とも口をぽかんと開けたまま、ほんの数秒動きが止まった。
女の子の視線が、ゆうかの下腹部に注がれて動かない。
ああ、もう...、死にたい!
早く、行ってしまって!
心の中で泣きながら、それでもゆうかは森の命令を守って正面に向いたままだった。
数秒後に、二人は同時に悲鳴をあげ、走っていった。
森の車の助手席に乗せられたゆうかは、泣いた。
恥ずかしいからもあったが、張りつめた心が弛んだ途端に涙が溢れて泣き出したのだ。
森は車を出して、その駐車場を去った。
途端の信号停車で、森はゆうかの陰裂を触ってみた。
思ったとおりだ。
熱い蜜が溢れそうになってる。
「恥ずかしかったか?」
森の問いに、ゆうかは
「恥ずかしくて..、死にそうでした..。」
と答えた。
走っている車の助手席に乗ってても、まだ心細いような恐いような気が続く。
また大きな交差点での信号停車。
森がゆうかに、
「ほら、穿きなさい。」
と言って、部屋で脱がされた白い大きなショーツを渡してくれた。
シートベルトを外して前屈みになり、二つの足首を通して引き上げ、腰を上げてお尻を入れた。
その間、もちろんコートは左右に大きくはだけるようになる。
乳房も正面からは丸見えのはずだ。
ゆうかは、信号停車中にギリギリでショーツを穿き終えた。
急いでコートの前を合わせる。
交差点内ですれ違った対向車の運転手が、ゆうかの胸を見たのかどうかは、はっきり分からなかった。
不思議たった。
コートの下は、まだショーツだけで、コートが脱がされたら、胸もお腹丸見えなのに..。
何故か下腹部やお尻がショーツに包まれているだけで、ゆうかはほのぼのとする温かい安心感を感じた。
お守りのショーツをご主人様からもらった?
まるで半分思春期の少女のような、おかしな思いに、ゆうかはそっと微笑んだ。
森は、この日の露出は、ゆうかの野外での責めが可能であるかどうかを見るための、初歩的な実験のつもりだった。
人の目に触れる露出は、ゆうかは耐えてくれた。
次は人目につかない荒々しい自然の中で、ゆうかが耐えられるかどうかを試すつもりだった。
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