部屋に入ると、森が先にシャワーを浴びた。
ゆうかは、初めて女になるための夜に着るための薄いネグリジェと、シックなデザインの白の下着上下をカバンから出した。
森がシャワーから出たら、自分もシャワーを浴び、清潔なものに着替えてから森を受け入れるつもりだった。
森はあまり時間をかけずにシャワーから出たが、下着を穿かず、上からバスローブを羽織っただけの裸だった。
そのバスローブも、帯を結ばず前をはだけて、彼の大きなぺニスは大浴場で見たとおり、斜めに天を向いていた。
ゆうかは、はっとして目を背け、
「私もシャワーを浴びてきます。」
と言って着替えを持ってシャワー室に入ろうとした。
しかし、そこに森のご主人様としての、初めての命令が下った。
「シャワーを浴びることは許さん。
今、僕の目の前で、着ている物を全部脱ぎなさい。」
えっ?
男の人を受け入れるため身を清めるシャワーも、汗等で汚れたのを着替えることもダメだなんて..。
そんなの考えてなかった。
呆然と立ち尽くすゆうかに森が歩み寄り、手に持っていた着替えを取り上げた。
白いブラとショーツを広げて、
「これは、後で着てみてもらおう。
さあ、今着ているものを脱ぎなさい。」
と言うと、自分はソファーにどっかと座った。
ゆうかのストリップを見ようと言うのだ。
「さあ、速く脱ぎたまえ。
ご主人様を待たせるんじゃない!」
よし、脱ごう。
ゆうかは一度は決心した。
やがては見られるものなんだ。
それがちょっと早くなっただけ..。
しかし、ゆうかは恥ずかしく、恐かった。
それは、先程の母のショーを見て、穿いていたショーツを間違いなく汚しているだと言うことだ。
初夜のためには清楚な白の下着を用意したが、今身につけているのは、パープル色の上下だった。
特にショーツは、朝から身につけている上に、大浴場に入ってから以降は、ゆうかの心を察知した身体がいやらしく反応し、濃厚な女の匂いを発していた。
それを見られるのは、女として最も恥ずかしい。
しかし、ご主人様のご命令は聞かねばならない。
心の中で泣きそうになりながらも、ゆうかは勇気を出して、ご主人様である森の喜ぶために、するべきことをする決心をした。
スーツタイプの洋服の上着を脱ぐ。
下は白のブラウス。
サイドのファスナーを開け、膝丈のスカートを床に落とした。
ブラウスの袖のボタンを外し、さらに上から順に正面のボタンを外す。
ブラウスの下には、最近の若い娘には珍しく、ゆうかはキャミソールではなく、ミニスリップを着ている。
清楚な白のスリップ姿は、ゆうか自身も好きだった。
中学生の時から、一人でその妖精のようなスリップ姿を鏡に写して見たりしていた。
思春期にありがちな、ナルシズムだった。
今も偶然に、この部屋にも大きな姿見の鏡が壁に取り付けられていて、ゆうかを見つめる森の向こうに、ゆうかの清楚なスリップ姿が映されていた。
そのスリップも、肩紐をずらして、床に落とした。
後は、パープル色のブラジャーとショーツ..。
ブラジャーを取れば、既に硬く勃起している乳首が見られてしまう。
いやそれ以前に、男性から乳房、乳首を見られることは、女性として羞恥する事であるはずだった。
ゆうかの手は、背中にあるブラジャーの止め金に掛かって外したが、それでも片手ではブラジャーを前から押さえて、儚い抵抗ではあるが、森の視線がゆうかの乳首に刺さるのを防ごうとした。
そこで森の声がした。
「ブラジャーを渡しなさい。」
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