改まった挨拶は、これで終わった。
真弓はゆうかに手伝わさせながら、森を歓迎する料理を運んだ。
森の嗜好は茂雄によく似ていた。
酒は量は飲まないが、ゆっくり味わう飲み方を好む。
料理に対してはかなりの舌を持っている。
そんな二人に、真弓とゆうかは半裸のまま、甲斐甲斐しくお酌をしたり、料理を取り分けたりした。
女性の身体に関わる料理の話も出た。
女体盛りについては二人とも、刺身を体温で温めることになり料理としては頂けない、と否定的だったが、SMとしてなら羞恥責め的な要素はある、と認めた。
少しづつ裸を晒していく、と言うことだ。
「最初から全裸より、女性は脱がせていく方に魅力をかんじるね。
24時間全裸で飼育する、と言う人もいるが、それでは女性の羞恥心も少なくなるだろう。」
と言う茂雄の意見には、森は全面的に賛成だった。
だからこそ、ゆうかにはショーツ一枚で過ごしてもらっている。
いつものことだか、ゆうかはショーツを剥ぎ取られる時、脱がされる時は激しく羞恥する。
森にとっては、それがとても可愛いく思えるのだった。
ワカメ酒、女性に足を強く閉じてさせておき、陰毛のある下腹部の三角形に酒を注いで飲む遊びだ。
「男性がフェチならあり得る。」
と茂雄も森も一致した。
森がさらに、
「日本酒程度の軽い酒でないと、蒸留酒だと粘膜に流れた時に、焼けるような強い刺激を感じるはず。」
と蘊蓄を述べた。
茂雄も真弓も、森の責めに関する知識の豊富さと、それがゆうかを守るための優しさであることを知り合い、ますますこの婿が好きになった。
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