それから数日、仕事を休まされ色々な男達に貸し出されました。
お腹が出てきたら値段が下がるからと言われ、公園のトイレや相手の車の中が多く、ホテルですることの方が少なかった。
1日で10人くらいの相手をさせられて、今日が終わったらたかしさんのところへと思っていても、その日の最後に山田に抱かれると、快楽に負けているアタシがいました。
○日。その日は山田にお願いしてたかしさんに抱かれると決めた日。
山田に××時に電話してもらうように連絡する。
『急にゴメン。仕事キャンセル出ちゃって近くの××スタジオに居たから。上がってもいい?』
『ちょっと散らかってるから5分だけ待って。』
ドアの前で何度も深呼吸する。
いつも通り。いつも通りにするのよ。
ドキドキしながら簡単にシミュレーションする。
『お待たせ』
『怪しいな~他の女の子連れ込んでたんじゃないの(笑)』
『そんなわけねーし。俺が愛してるのは麻衣子だけだよ。』
『嬉しい~チュッ…酒臭い。』
『あぁ……最近眠れなくて。酒飲んだら寝れるかなって。』
今寝られたら困る。
『もう寝ちゃうの?』
お願い、寝ないで!
『大丈夫麻衣子居てくれるなら寝ない。』
良かった~
『えへへ~ ねっ今からしよっか?』
『何を?』
『ん~もう!チュッ!チュッ…んふぅ…んんん~』
『俺酒臭いよ』
『良いの。んん~アァ~……あっ!もう固くなってる…入れて良い?横になって。私が動くから。』
たかしさんが欲しい。たかしさんこんなに汚れたアタシでごめんなさい…
『久々なのにゆっくり楽しみたいよ。』
『ダメ。もう我慢できない。あぁ~入ったよ気持ちいいよ~』
『生だよマズいって!子供出来ちゃいけないから!』
ごめんなさい…もう赤ちゃんがいるの…誰の子かわからない子が……
『良いの大丈夫だから!入り口気持ちいいよ~!オマンコ気持ちいい~!』
『出ちゃう!出ちゃう!』
えっもう!?もっともっとしていたいよ~
でも……
『えっ!うんアタシもイク~一緒にいって~』
『アゥッ!アァ~中に出しちゃった~』
『えっえっ?あぁアタシもイッちゃった~気持ち良かったよ。』
完全に不完全燃焼でした。
『麻衣子一緒にシャワー浴びようか?服も着たままだったから着替えてさ…』
汚れた身体見られたくない
『うーんシャワーは1人で入ろうかなぁ。また今度一緒にねっ』
シャワーに入っている間に山田から電話が入っているはず。
多分たかしさんは携帯を見ない。どうせなら見られて全部話したい。
シャワーから上がると着信があった事を教えてくれる。
『あっ!もしもし。はい、はい大丈夫です。直ぐ向かいます。えーっと近くにいるので15分くらいで着けると思います。了解いたしました。』
『仕事?』
『そう。また××スタジオにって。急にゴメンね。でも久しぶりのH気持ちよかったな。ありがとう。また連絡するね。』
本当に今まで素敵なことを体験させてくれてありがとう。
この思い出だけを持ってアタシは消えます。
このままアタシの存在自体を消す。そう山田に伝えるつもりで連絡をする。
しかし山田は電話に出ない。
仕方なく部屋に戻りベッドに横たわるとそのまま寝てしまった。
目が覚め携帯を見るとたかしさんから着信がありました。
折り返し電話しても繋がりません。何度かかけていると、たかしさんとは違う声で、
『たかしが酔い潰れて寝ている。麻衣子ちゃん迎えに来てよ。』
と言われ居酒屋へ向かいました。
小上がりで寝ているたかしさん。大将が
『こんなたかし見るの初めてだよ。何かあったのかな?麻衣子ちゃん何か知らない?』
アタシはここに来て初めて知りました。
たかしさんは気付いている。アタシのこと何か気付いている。
膝枕をしながらたかしさんに触れる。
もう嘘はつけない。たかしさんに全て話して別れよう。
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