翌朝、麻衣子に連絡したら今日は仕事で20時くらいまで戻れないとの事。
めぐみさんから言われたことを話すと、お任せするので引っ越し業者の手配等お願いしますと言われる。
合鍵を使い部屋に入り衣類、装飾品、本類などを整理して段ボールに詰める。
午前中で粗方片付いたのだが、荷物はそれほど多くは無く、家具や家電等を売り払ってしまえば、軽ワゴンで充分事足りそうだった。
リサイクル業者に連絡をして午後から査定をお願いし、後は大家と不動産屋に後から本人もご挨拶に伺う旨を伝え、終わった頃には丁度20時頃だった。
『もしもし麻衣子?今丁度終わったところ。とりあえず衣類と装飾品と本類だけ家に運んだ。
晩御飯まだだろ?一緒に食べに行こうか?
じゃあ家の近くのイタリアンで待ってるから。』
麻衣子はこれからどうなるのかわからない不安と、私も何話せば良いのかわからないまま、会話の少ない食事を終えて家に戻ると、めぐみさんが先に待っていた。
『おかえり。上がってるよ~。』
『これからどうすれば良いですか?とりあえず麻衣子の荷物を片付けましょうか?』
『3人で下行こうか』
調教部屋に入りめぐみさんが麻衣子に部屋の説明をする。
『大体の説明は以上かな。何か質問は?』
『仕事の連絡とかで携帯は必要なんですが、それはどうしたら?』
『携帯はたかしに預けてたかしからこの別携帯に転送させるよ。仕事中はまた取り替えて使う。』
渡した携帯は山田のデータが入った携帯だった。
勿論麻衣子の映像も入っている。
『じゃあ調教初日行ってみようか!』
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