その日の帰り道
俺と加奈は同じ電車だということがわかり2人で駅まで歩いていた
「太一くんは貴子と付き合ってるの?」
(またこの話題か)
「そんなんじゃないですよ!」
「ふーん。じゃあ彼女は?」
「今はいないですね。加奈さんは?」
「彼氏はいない…かなぁ」
「彼氏は?」
「そうね。彼氏はね(笑)」
不思議な言い回しが疑問だったが、その時に加奈の携帯が鳴った。メールが届いたらしい
歩きながら携帯を開くと加奈は立ち止まり、一瞬顔が強ばっている気がした。
「どうしたんですか?」
俺が聞くと
「な、なんでもないよ。そうだ少しあの公園寄っていかない?」
「あ、いいですよ」
そこは昔のお殿様が鷹狩りをしていたらしく坂道が多く、駅からは近いが木々が生い茂って薄暗い
桜の名所で春にはたくさんの人が訪れるが今の時期にはほとんど人は通らない
坂道を上りながら加奈が話しかけてきた
「貴子が処女じゃないの知ってる?」
再びこの話題に驚いた
「え、あ、美恵さんもそんなこと言ってました」
「そうなんだ。ふふ…。貴子の初体験の相手が気になる?」
「そ、そりゃあ…」
「貴子の初体験の相手はね…私なの?」
「えっ!?」
頭が混乱した。
貴子の初体験の相手が加奈さん?
女同士で?
「驚いた?」
「貴子とはね中学生の頃からの知り合いなの」
(そういえばそんなことを言っていたな)
「私が卒業する時に泣いてきてね。その時に貴子としたのよ」
驚いた。
貴子がまだ中学2年生の時に初体験を済ませていたのだ
貴子の身体が思い浮かんだ
「それから貴子は私の奴隷よ」
「ど…れ…い?」
「私の言うことならなんでも聞くわ。信じられない?」
「はい。そんなの」
「だよね。じゃあ明日、貴子には下着を着けさせないで登校させるわ。」
「そんなの!」
「確かめてみて」
「わかりました。」
「そしてもう1つ秘密があるの」
「まだみんなあるんですか?」
思考が追い付かない
「私は豊彦の奴隷なの」
「えっ!」
驚いて加奈の方を向いた
そこにはスカートを捲りあげ、陰毛を露にした加奈がいた
「豊彦の命令よ」
スカートを持つ手が震えている
俺は言葉をなくして加奈の陰毛を見つめている
「そして豊彦から最後の命令…太一さま…私のご主人様になってください」
「えっ…!?ご主人様?」
「はい…この身体をご主人様に捧げます」
同級生が奴隷だった…しかも女子の…
そしてその先輩は会長の奴隷で、会長の命令で俺の奴隷になりたいと言っている
頭は混乱している
それと同時に興奮している自分がいた
「本気ですか?」
「はい…どんな恥ずかしい命令でも聞きます」
半信半疑だった俺は
「じゃあ裸になれますか?」
これは無理だろうという命令をしてみた
「はい…」
加奈さんは小さく返事をすると上着のボタンを外していった
※元投稿はこちら >>