『お義父さま!ただいま!』
『おぉ~悦子さん、おかえり。住職に、いろいろ話を聞いてもらえたかな』
『はいっ、私の心の中の声まで、すべて聴いていただけました。』
『心の声?よーわからんが、住職に、ゆっくり話を聞いてもらえたようだね。』
『えぇ、とても心が軽くなりました。でね、お義父さまにお話が二つあります。』
『おっ、改まってなんだろう、言ってごらん。』義父は、にこやかに言った。
『まず、一つ目です。私…僧侶になりますっ!』
『ゴホッゴホッ…僧侶って?お坊さんの僧侶のことかい?』
飲みかけたお茶を噴き出しそうになりながら、悦子に問い直した?
『そうなの!女の僧侶になって、いろんな人たちの心や身体のケアをして差し上げたいの』
『心のケアはともかく、身体のケアってなんだい?』
『それは二つ目のお話にも関係します。悦子は、お義父さまに悦びを与えて差し上げたいのです。悦子は淫らなオンナなのです。』
『ますます理解できん!そんなので僧侶になれるのか?』
義父はふしだらな悦子を叱りながらも、得体の知れない悦びを感じ始めていた。
『なれます!ご住職のところで修行を積んで、僧侶として得度するのです』
『なんだか怪しい宗教団体に勧誘されたみたいだが…あいつ、悦子に何を吹き込んだのか…』
『よくわからんが、悦子さんが新しい道を見つけたのなら、やってみなさい』
『ありがとうございます、お義父さま…
これからは「悦子さん」ではなくて…「悦子!」と呼び捨ててくださいね』
悦子は、お義父さまの悦びの道具になります。
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