こうして300秒をカウントダウンしてると意外と長い…
3、2、1、ゼロ~!フゥ~ドキドキしたけどだれも来なかったぁ!
よかったのか、残念だったのかよくわからないまま、アイマスクを外した瞬間ドアが開いた!
『キャ~ッ!みゆきぃ!あんた玄関でいったい何してんのよっ!』
母の香子が娘の様子を見に来たのだ。
『お母さん、突然来ないでよ!いつも連絡してから来るじゃん!』
『何逆ギレしてんのよ!近くを通りがかったから寄ってみたのよ!』
『玄関で…いったい何してたのよ!』
『何…って…言われても…お母さんが見たままのことだよ…』
美幸は、うつむいたまま小さく呟いた。
『美幸、玄関であんなことしてたら、何されるかわかんないんだからね!
危ないないからもう絶対ヤッちゃダメよ!』
『わかった…ごめんなさい。』
『わかってくれればイイのよ。私も強く言い過ぎてごめんね…』
『私も…同じようなものだから…』
『えっ!?同じようなもの?どういうこと…!?』
さっきまで激しく叱られていた美幸はひどく混乱していた。
『わたしもマゾなの…しかも淫乱で変態なの…』
いつも清楚な母である香子の衝撃的な言葉に美幸は固まった。
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