ピンポーン!と鳴り響くチャイム。
「は~い!恵さん、どうぞ勝手口から…」
恵はいつものように、勝手口に向かうとドアが開く。
「おはよう!恵さん!」
「おはようございます!真希さん!」
「さあ、さあ、入って!」
この日は衣類を脱ぐように指示されず、リビングへと向かう真希の後をついて歩く。
「おはようございます」
「おはようございます!貴女が中井恵さん?」
麗子先生は、驚いた表情をして恵を見つめている。
「ねぇ、真希さん、いいの?」
「えっ?」
「こんなに上品な奥さん、本当に奴隷契約を結んだの?脅迫とかしてない?私、捕まるのイヤだよ…」
「当然よ、恵自身が性奴隷になるって決めた事なの。恵はマゾなの。そして、小料理屋の女将だから私達の奴隷になる事でお店も繁盛するから…」
「もっと派手な女を想像していたのよ、俊雄さんが夢中になるのがわかります、恵さんの清純な容姿に驚いたわ!本当にいいのね?」
「いいのよね、恵さん!麗子先生に頼みなさい!」
真希が恵に問いかける。
「真希さんと同じダイアモンドのピアスを同じ場所に付けてください、よろしくお願いします」
「こっちにおいで…恵、これ、綺麗でしょう…」
リビングのテーブルで、女3人が輝くダイアモンドピアスを手に取り眺めている。
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