それよりもこれからなにが行われるのか、その期待の方が徐々に頭を埋め尽くしていく…
ドクドクッドクドクッっと鼓動が激しく脈を打つ
我慢できずに私は自分から口を開け舌を出した
その姿に男は不適な笑みを浮かべ、私の舌を手に取ると小動物でも撫で回すかのように指先で舌を転がしだした
ただそれだけなのに、ピリピリと甘い刺激が身体中に走りビクビクと全身が震えていた
クチュクチュと卑猥な音がしだいに大きくなっていく…たぶん男の柚比は私の唾液で汚れていたんだろう…
〝入れ…〟
男がそう言い出した
私は言われるまま、また床へと手をつき部屋の中へと入っていく
ギィィィ‥背後で扉を閉める音がした
私を必要としてくれている…そう思うと心が満たされ寂しさなどもう忘れていた
私はきっと…寂しくなれば、またここに満たされにくるだろう
ここでなくても、必要としてくれる人がいるならどこだって
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