両手を床につき塞がっている…わたしは頭を使いでドンッドンッっと扉を叩きノックした
それに気付いたのか、部屋の中から足音が近付いてくる、しばらくしギィィィっと音を立て扉はゆっくりと開いた
広くはない畳の部屋…薄汚れた布団が敷かれテレビの画面には卑猥な映像が映し出されている
上へ見上げれば、親よりも年配の男が私を見下すような視線で眺めていた
その冷たい視線が私の全身に突き刺さる
そのせいか、私の身体はブルブルと小刻みに震え出した
全身が急に火照り出し熱くなる…下腹部がむずむず疼きだし、お尻が勝手にクネクネと左右に動き出していた
なにを期待した身体の無意識の反応…そのあまりの恥ずかしさに私は顔を俯けた…
恥ずかしさを圧し殺そうと咥えていた首輪をギュッと噛みしめる…
フゥフゥ‥フゥフゥ‥
ただ裸で四つん這いになっているだけ、それだけなのに息が上がる
早く…早く…//
そんな言葉が頭を巡る
どのくらいそうしていたのかわからない…けれどその時間がとても長くずっと続くような感覚がした、そんなとき
〝お座り〟
突然、男のそんな声が聞こえた
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