湖畔で遊覧船の出発を見送り車にたどり着いた。
いい景色なのに頭の中は触られなかったことで戸惑っていた。
事務長: さぁて出発だ!
いつもホテルや仮眠室で執拗に攻めてくる事務長とは別人のようだ。
事務長: そうだ!君に頼み事していいかな?
彼女: 頼み事?なんですか??
事務長: 来週ゴルフのコンペがあるんだけど新しいウェアを買いたくてね!選んでくれないかな?
彼女: え?私がですか?
事務長: 自分で選ぶと結局いつもと同じような格好になってしまってねぇ...
彼女: いいですよ!選びます!
事務長: よかった!じゃぁ行こう!
来た道とは別の道で峠を降り大きなアウトレットモールに着いた。
平日で人も疎らだ。
ゴルフ用品を扱うショップを何軒か周り上下のウェアとシューズを選んだ。
事務長: ちょっと派手じゃないかなぁ?
彼女: 大丈夫です!お似合いですよ!
事務長: そうか!選んでくれてありがとう!
笑顔でお礼を言う事務長に今までにない感情を覚えた。
事務長: こんな時間になってしまったね!帰ろう!
彼女: はい...
来る時にアウトレットモールの外に何軒かラブホがあったのを見ていた。
そこに行くのか?
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