バッタン!
事務長の車の助手席に乗った。
事務長: おぉ!似合うじゃないか!とてもイイよ!
彼女: ぁ...ありがとうございます...
先日2人で買い物へ行き事務長好みの洋服や下着にアクセサリーから靴まで全て買い揃えて、この日それを身につけてきた。
褒められて顔が真っ赤になっていた。
事務長: 今日はドライブしよう!
彼女: ドライブ?
事務長: そう!海沿いを通って峠の上の湖まで!
彼女: はい...
いつもと少し違う雰囲気の事務長に戸惑っていた...
事務長から職場の事を色々聞かれながら走っていると海が見えてきた!
彼女: うぁ!綺麗...
事務長: 良い眺めだなぁ!
海をガン見する事務長!
彼女: じっ事務長!?そんなに見たら危ない!!
事務長: ん?あぁ!大丈夫だよ!コレは自動運転だから!
彼女: え?自動??
事務長: そうだよ!コレは電気自動車で全部自動でやってくれるの!
そう言えばエンジンの音がしない!
事務長に気を取られて車の事など頭になかった。
事務長: このタブレットで全部出来るんだよ!メーターもないだろ!
彼女: ホントだ!メーター無いんですね!?
事務長: 今気がついたの?ハハハ...
何だかいつもの事務長より話やすかった。
しばらく海沿いを走り峠に入っていく。
事務長: ここら辺は、いい温泉が沢山あるんだよ!温泉好き?
彼女: はい...温泉好きです...
事務長: そっかぁ...君と来れたら最高だろうなぁ...
彼女: ...
いつもなら強引に誘うのに...
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