義父: 仕事かね?
恵美: え?あぁそうなんです!今日から修学旅行で...
義父: そうか...真面目にやっているのかな?
恵美: はい!頑張っています!
義父: フン...二流大学しか出れず出来の悪い息子でなぁ...
恵美: そっそんなこと...
義父: たまたま私の後輩が理事長だったから入れた職場だ!自分の力であの名門には就職できんよ。
恵美: そ...そうですよねぇ...だからとても頑張っているんだと思います!お義父さんの為にも!
義父: 所詮は二流だ!一人息子なのに...情けない!
恵美: そんなぁ...
義父: しかし...嫁はいいのを見つけたなぁ!
恵美: え?
義父が恵美をジッと見ている!
恵美: ...お...お義父さん?
義父: 仕事も家も全部、私が与えたモノだ!アイツには贅沢過ぎる!
恵美: ...
義父: その与えたモノを餌に釣れたのが...恵美ちゃん!アンタだぁ!
恵美: お義父さん...な...なにを...
義父: 恵美ちゃん!アンタは私が与えたモノで息子が手にした「モノ」だ!
恵美: 仰ってる意味がわかりません!
義父: アンタも大した学歴も無いのにウチに入れたんだ!奇跡的だろ。
恵美: お...お義父さん...あんまりです...
義父: ん?事実だ!
恵美: 酷い...私達はお義父さんに感謝しているのに...
義父: 感謝するのは当然だ!こんな家に二流の人間が住めるはずないだろぉ!
恵美は悔しくて歯を食いしばった!
義父: だからね...コレから...その感謝を...躰で表しなさい!
恵美: か...躰で?
義父: 私が死んだらお前達は私の財産を全て得るんだ!なら死ぬまで私に尽くすのが筋だろう?違うか?
恵美: な...なにを...お義父さん...なにを!
突然義父が迫ってきた!
恵美: ヤメてください!お義父さん!冗談では済みませんよ!
義父: 冗談など言っておらんよ!
恵美: ヤメてください!お願いです!
義父: ジッとしなさい!
すごい力で押さえつけられ身動き出来なかった。
恵美: お義父さん...お願いです...ヤメて...お義父さん...イヤァァァ...
恵美はこうして訳も分からず義父に手籠にされてしまった。
恵美には、ただただ嫌悪感と夫に対する罪悪感しか残らなかった。
義父: アイツは数日帰らんだろ?その間ここに泊まるからな。
恵美: ...
ひたすら頬を涙が溢れた...
こうして地獄の生活がスタートした。
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