その日、鏡子は仕事が長引いて帰宅が遅れた。
最寄りの駅で電車から降りて、駅前で息子の翼に電話するがなかなか出ない。
やっと通じたと思ったら、相手の声は息子の翼ではなく姪の香奈子だった。
「叔母様、大変なの!
翼が..」
関係は切羽詰まったような口調で言うと、どうしたのか問いかける鏡子に具体的な事は何も言わず、ただ
「叔母様、早く帰って!お願い!」
とだけ言うと電話は切れた。
鏡子は驚いて駅前からタクシーを拾って郊外にある一戸建ての自宅に向かう。
タクシーから降りると家には普通のように灯りがついていて、特に変わった様子はなかった。
玄関を開けると、そこにはトレーナーに短いスカート姿の姪の香奈子がいた。
「香奈子ちゃん!何があったの?
翼がどうかしたの?」
慌て問いかける鏡子に香奈子は
「翼ったら、私の身体にエッチないたずらしたの。
私、穿いてたパンツも無理やり脱がされて..」
全くの嘘だが、性に興味を持ち始めた思春期の息子を持つ母親としては直ぐに否定出来ない事だった。
「まあ!香奈子ちゃん..、貴女は大丈夫だったの?」
「ええ、私は危なかったけど、なんとか大丈夫よ。」
「ごめんなさいね。ところで翼はどこにいるの?」
「今は二階の自分の部屋よ。
叔母様。私と一緒に来て!」
完全に香奈子のペースに嵌められ、鏡子は二階の翼の部屋にはいった。
そこで見たのは信じられない程可哀想で惨めな息子の変態姿だった。
か細い代わりに柔らかい翼の身体は、全裸で後ろ手に縛られ、両胸の小さな乳首には重そうな金属製の鈴のような重りがバネのような物で挟まれてぶら下がっている。
お尻は床に付けているが両方の足首のところが縛られて左右に引っ張っられほぼ真一文字に左右に拡げられていた。
そのか細い足の付け根には思春期の男の子にしては何か不自然な物が顔を出している。
まだ小さな翼の性器は包皮を無理やり剥きあげられ、それを幅の広いゴムによって剥かれたままの状態にされている。
剥かれて露わになった亀頭は本来初々しいピンク色のはずなのに、ゴムによって血行を阻害され赤黒く変色している上、何かメントール系の強いクリームを塗られている様だった。
そのチンポの下も普通ではない。
細い棒状の何物かが翼のお尻の穴に突き刺され、それが抜け落ちないように両方の太股に結わえられたゴム紐で固定されている。
その棒状の物は根本部分からコード状の物が繋がっているようだ。
良く見れば、それが鏡子が自分の部屋の引き出しに隠していたバイブだと解る筈だった。
「翼!翼ちゃん!
どうして?何故こんな酷い目に..」
鏡子は息子の顔を見ようとしたが、その顔はベージュの袋状の物を被せられて見えない。このベージュの袋..、私のショーツじゃないの!
それも汚いのが着いた..。
鏡子は夢中で息子の顔を覆った自分のパンツを剥ぎ取った。
その下には口に若い女の子のパンツを押し込まれ、それが外れないように更に上から紐で押さえつけられた翼の泣き顔があった。
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