翼が鏡子に注入した浣腸液は2000cc。
いくら鏡子が慣れてるとは言えやはりきつい量だし、少なくとも次に鏡子が翼に同じ量を注入し終わるまでは排泄は許してもらえないだろう。
「お母さん、終わったよ。
大丈夫?」
「お母さんは大丈夫。
翼ちゃんが優しく入れてくれたから。
今度は翼ちゃんがお母さんから入れられる番だけど、本当に無理をしないでね。
お母さん、翼ちゃんの代わりならどんな拷問でも受けるつもりだから。」
二人は小さな声で話してるつもりだが、しんと静まり返った室内では観客席からでも親子の会話は聞くことが出来た。
親子で責められると言う背徳的なショーに出されながらもお互いを思い遣る健気な二人が、これから更に苛酷な責めを受ける。
観客達は生唾を呑んだ。
母に代わって今度は翼が四つんばいになる。
鏡子はさっきまで自分のアナルに差し込まれていたカテーテルの先端のノズルを口に含んで唾液で湿らせた。
それからそっと息子のお尻に顔を近づけると、舌を伸ばしそっと息子のアナルを舐める。
「あっ!
お母さん、今の..なに?」
母とはシックハウスナインの経験もある翼だが、こんな観客のいるショーの中で母が自分のアナルを舐めてくれるとは想わなかった。
「お母さん、汚いよ!
そんなところ、舐めないで!」
翼は懸命に訴えたが、鏡子は構わず舌で息子のアナルを湿らせ、柔らかくする。
ついに翼は四つんばいのまま感じてしまい、
「あ..、ああ..」
淡い喘ぎ声まであげてしまった。
奥様は止めない。
観客の皆さんはこの親子の痴態を喜んでくれている。
この感じなら今夜は大丈夫だわ。
実は先週の全くの素人の母娘のショーは不興だった。
母と思春期の娘と言う趣向は悪く無い。
しかし二人ともSMを受け入れる素質が無いじゃないか!
これではエロスの無いただの暴力だ。
目の肥えた観客達のそんな否定的な視線と無関心は奥様の自尊心に応えた。
しかし今日はお客様は皆食い入るように鏡子と翼の痴態を見続けている。
特に奥様と旦那様夫婦が仕事上重要な関係を結びたいと考えている表向きも裏社会にも影響力の大きい大会社の社長は、多分翼の方だろうが気に入ったようだ。
今夜の二人のショーは肉体的には限界まで追い詰めず、少し手加減しよう。
その代わり、社長が望んだら翼ちゃんを、いや親子二人共の方が良いかもしれない、貸し出ししてあげよう。
奥様はそう胸算用した。
その時、ちょうど母の息子への浣腸の注入が終わった。
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