奥様の主催するグループの人達はSMに関して目が肥えていたし、マナーもあった。
今見ている女の子の身体にされかけている少年の背徳的な美しさ、そうされてしまった惨めな背景、そしてそうまでされて残酷なショーに出されている事を嫌がり嫌悪してはいない事、むしろまだ思春期なのに虐められて晒されている事に性的興奮を、いや幸せを感じている事を理解した。
実母とSMショーに共演させられる身体改造させられた少年。
母、子供とも華やかでは無いが陰のある美形。
身体付も痩せ気味で如何にも弱さ儚さを感じさせ、虐められるのに相応しい。
そして母息子がお互いの事を心配しながらも責められる事を甘受する健気さ。
奥様は良くこのような人間を家畜にしたものだ。
素晴らしい!
そして羨ましい!
ショーを見ている殆どの観客はその様に感じ、興奮していた。
奥様がショーを進める。
二人はショーに出される前に、予め少量ではあるが浣腸をされ、腸内の汚い物を排泄させられていた。
これはショーで残酷な大量浣腸責めを行う準備だ。
か細い体型の二人に腹部が膨らんだのが外見から分かるくらいの大量浣腸をするのは観客を大いに興奮させるだろう。
しかし観客にはスカトロ趣味に嫌悪感を持つ人も多い。
そのために事前に汚物は排泄させておくのだった。
鏡子と翼は観客に見られながら、お互いのアナルに大量のグリセリン水溶液を注入させられる。
まず鏡子が息子の手によって1000ccのガラス製シリンダー型浣腸器から伸びるゴムのカテーテルをアナルに挿入させられた。
「お母さん..、大丈夫?
痛くない?」
母親の身体を心配しながらカテーテルの先端のノズルを挿入しようとする息子。
「お母さんは大丈夫よ..。
もっと..、奥まで入れて良いわ..」
それに答える母親の声がちょっと震えている。
観客達は再びため息をついた。
いよいよ息子がシリンダーのピストンを押す。
「あっ!」
四つんばいの母親が頭を仰け反らせて小さく呻いた。
「大丈夫?」
「ええ..。冷たかったからちょっと驚いただけ..。
続けて入れてちょうだい..」
息子は徐々にピストンを押し、シリンダーの中の浣腸液は母親の腸内へと注入される。
やがて一本目の1000ccが全て鏡子の腸内に入っていった。
「さあ、二本目。」
冷酷な奥様がカテーテルを次の浣腸器に付け替える。
翼が奥様の顔をチラッと見る。
やっぱりまだお母さんに入れなくちゃいけないの...?
出来たら..、お母さんはもう赦してあげてくれないかしら..?
そんな願いを視線で送ったのだが、奥様は分かっていながら無視する。
「早く入れてしまいなさい。
この後、貴女もお母さんから浣腸されるんだだから、時間をかけるとその分お母さんが耐えなくちゃいけない時間が延びるわよ!」
そう冷たい口調で言い放った。
翼はそれでも母親の様子を心配しながら二本目のシリンダーを注入した。
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