前の週、鏡子は金曜日の夜から日曜日の夕方まで帰らなかった。
LINEで「お母さんは大丈夫だから、心配しないで。」の連絡はあったが、母が帰れない理由は翼は十分分かっていた。
翼は母の部屋に入り、母の下着の入れられている引き出しを開け母のパンティーを取り出してベッドに拡げる。
それから母のタブレットを開く。
そのタブレットは奥様からの連絡等に使われ、奥様が母にいやらしい画像を送りつける事にも使われている。
母を精神的に虐める為に、母が拷問された画像、動画も送りつけられているし、翼と二人でされた拷問の記録も入っていた。
こんなタブレットを置いておけば息子から見れるのは判りきっているのだが、鏡子は奥様からタブレットを家に置く事の命令に逆らえなかった。
何故なら、鏡子自身がそのタブレットに映る自分の、あるいは他の女の人の痴態を見てオナニーするのが止められなかったからだ。
それは息子の翼も知っていて、母がこのタブレットを見ながらオナニーし、それから化粧をして奥様からの呼び出しに応じて出かけた後、必ず母の部屋に入って母のオナニーの残り香を嗅ぎながらタブレットの画像を見てオナニーをしていた。
その日開いたタブレットには、母が全裸で鋭く尖った三角木馬に股がらされて苦しむ様子が映し出された。
苦しげに歪む母の顔。
薄いが形の良い乳房の先端には紐の付いたギザギザの大きいクリップが挟まれ、引っ張られて千切れそうだ。
その乳首に奥様が注射針を刺しながら語り掛けでいる。
「どう?乳首もおまんこも痛いでしょ?
責められるのが好きな鏡子さんでも、このセ責めは辛いと思うわ。
もういい加減、翼ちゃんも一緒にショーにデ出るのを承知しなさいな。」
そう言われても、母は苦しげに顔を左右に振って拒否の意志を伝える。
「もちろん無理やり力づくって事も出来るわよ。
でも私は鏡子さん、母親である貴女が自分の意志で決めてもらいたいの。
もちろん辛いわよね。
私の思ってる事、わかるでしょ?」
やっぱりそうなんだ..。
奥様はお母さんと僕、二人並べてショーに出したいんだ。
タブレットの中の奥様の言葉が続く。
「貴女も何回も出演して判ったでしょ。
観客の皆様は全部私が選んだ身元確実な方ばかりだから、表向きの生活に支障は無い筈よ。
翼ちゃんがまだ中学生でも、学校生活に問題ないようにショーのスケジュールは決めて騰げるから。」
「もちろんお客様が喜ぶような内容にしなくちゃいけないから、貴女と翼ちゃんが男女の交わりをしたりするシーンは外せない。
でも、私だって鬼じゃないんだから、貴女の意志で翼ちゃんの出演を認めてくれるなら、幼い翼ちゃんには今貴女がされてるような苛酷な拷問はしないつもりよ。」
タブレットから流れる奥様の言葉に、翼の心は爆発しそうだった。
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