やはり診察台のビニールシートは冷たく硬かった。
しかし鏡子にはこれからもっと冷たくて硬い金属製の医療用器具が女性の一番柔らかく繊細な部分に使われる。
鏡子の両足は高く持ち上げられ、大きく拡げられて脹ら脛が足載せに置かれる。
それだけでも十分だろうに、太股にも革ベルトが巻かれて固定された。
ごく小さな幼児は別にして、思春期以上の女性なら誰でも激しい羞恥を抱く姿勢だ。
鏡子の診察台への固定状態を確認した医師が、鏡子の陰部をちらっと見て言う。
「相変わらずここもきれいですね。
アナルも太い物で責めを受けているとは思えないですよ。
全く型崩れしてないきれいな窄まりだ。
奥さんはよほど括約筋が柔軟なのでしょう。
さあ、内診をするから外陰部の消毒を。」
医師の指示を受けて看護師達はピンセットで挟んだ脱脂綿を鏡子のおまんこに当てる。
看護師達も鏡子がマゾであり、今日も屈辱責めの末に陰部へのピアスされると言う過酷な責めのために連れて来られているのを知っているから、普通なら消毒液を含んだ脱脂綿は陰部へは軽く触れる程度で払拭するのに、わざと荒々しく鏡子のおまんこを擦る。
「麻美さん、大陰唇と小陰唇の間が不完全よ。」
「看護師長、すみません。
誰かここを拡げてくれる?」
「分かったわ。
私が挟んでちょっと引っ張るから。
それなら拭ける?」
「お願いね。
奥さん、奥さんのここって少女みたいに全体が小さいから、複雑なビラビラの部分が良く払拭できないの。
器具で挟んで拡げますから、ちょっと我慢してくださいね。
奥さんなら出来ますよね。」
口調は丁寧で優しいが、鏡子自身に自分のおまんこの形態を知らせ、さらにそれを拡げて痛くする事を告げ、その上鏡子がマゾだと言う事を告げて屈辱を味わわせる言葉だった。
鏡子は顔を横に向けて目を伏せ、諦めた様にため息をつく。
しかしそのため息は周りから見たら、鏡子自身の置かれた絶望に対するため息と言うより、性的な責めを受ける覚悟、性的な責めへの期待とも受け取れるため息だった。
ベテランの看護師長に若手の看護師を含めた3人で鏡子のおまんこの消毒が始まる。
冷たい金属製の器具で大陰唇、小陰唇を挟まれて隙間を拡げられ、そこを冷たい消毒液を含ませた脱脂綿で強めに、いや荒々しくと言っても良いくらいに擦られる。
さらに左右の小陰唇を挟まれ左右に拡げられて、膣口、尿道口部分を払拭され、下のアナルまで念入りに拭われた。
これで終わったの..?
とほっとした鏡子だったが、小さくても女の身体で一番敏感な皮に包まれた突起が終わってなかった。
「奥さん、クリトリスの包皮の下も払拭しなければならないんだけど、包皮槌きますよ。
今はクリトリス自体は大分大きくなってるんだけど、付け根付近まで完全に消毒しなくちゃいけないの。
痛いけど、頑張ってくださいね。」
今は大きくなってる..。
私がこれまでの屈辱、羞恥に性的興奮をしてるのが客観的に分かってしまってる..。
情けないわ..。
いやらしい私..。
そう思う鏡子だが、クリトリスの付け根が金属製器具で挟まれる痛みを感じると同時に、全身に電流が流れるような快感が走り、大きく拡げられてる股間に熱い汁が迸ったような気がした。
「あらっ!
奥さん、今膣からいっぱい性的興奮の時出る粘液が分泌されちゃったわ。
もう一度消毒し直しね。」
看護師長の嘲るような声が室内皆に聞こえた。
もちろん部屋の隅で全裸のまま座っている息子の翼にもだった。
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