その時、控えていた奥様が急に鏡子に言った。
「鏡子さん。
貴女、今穿いてるパンティーを脱いで翼ちゃんに咥えさせてあげなさい!」
えっ?と言う顔をしたのは鏡子だけでなく、診察室にいた女性看護師達全員だった。
「お注射痛いのよ。
翼ちゃん、可哀想でしょ。
翼ちゃんの好きなお母さんの匂いを嗅がせてあげなさい。」
有無を言わせぬ奥様の命令に、鏡子は躊躇いながらも椅子から立ち上がり、その場でワンピースをたくし上げ穿いていたパンストとパンティーを脱いだ。
そして脱いだパンティーを小さく丸めて自分で息子のところに持って行こうとしたが、奥様は強引にそのパンティーを取り上げた。
奥様は鏡子のパンティーを裏返して拡げクンクンと匂いを嗅ぐ。
「まあ、鏡子さん。
貴女、翼ちゃんがみんなの前で裸にされて痛くされるのを見て興奮しちゃってたのね。
まあ仕方ないわね。
貴女達親子って本当に好き合ってるんだから。」
そう言うと奥様は鏡子のパンティーのクロッチ部分、一番濡れてる部分を表に出して翼の顔の前に突きつけた。
翼は濡れてる母のパンティーのクロッチをじっと見つめた後、そっと目を閉じて口を大きく開ける。
「まあ!この子、本当にお母さんのパンティーを咥えるんだ!」
「すごい変態よね。
でも、可愛いわよね。」
「本当に良い子よね。
私だって可愛がってあげたくなるわ。」
周りの若い女性看護師達はもうコソコソ話ではなく、露骨に翼の変態性と健気さを話していたが、それは最早馬鹿にしている、貶していると言うより、褒めて賞賛するかのようだった。
口に母のパンティーを咥えさせてもらった翼の右胸に医師の注射器が刺される。
乳首を中心にしてその周囲に数カ所刺した後、医師は翼の目を見て
「今から乳首の奥に刺すよ。乳首を貫いて奥まで針を届かせるからかなり痛いよ。
耐えてくれるね!」
と励ますように言った。
それまでの注射の痛みに可愛い顔に涙を流しながらも、翼はコクンと頷く。
医師は翼の右の乳首を強く摘まむとグサッと注射針を刺し込んだ。
「ううっ!うううっ!」
母のパンティーの下で翼は呻き、身悶えしたが、後ろから翼の両腕を押さえていた看護師は
「この子、痛がりながらも私の手を振り払おうとはしてないわ。
なんて我慢強い..。」
と感心した。
乳首の奥に注入された薬が翼の胸の奥に熱く痛い違和感を残して注射針は抜き取られる。
翼は腕を背中にねじ上げられ、顔を涙で濡らしながら、口を塞がれているために鼻でフウフウと大きく息をした。
「うんうん、すごく痛かったよね。
どうしても無理だったら、左は今日は止めておこうか?」
医師が優しく聞いてくれた。
近くにいる奥様も、そうよね..と言うような表情をしている。
母である鏡子自身も涙を流し身悶えながら苦痛に耐える息子を見守っていた。
やがて翼は顔をあげると、横に振り医師に左胸への注射を促したのだった。
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