しかし奥様が二人を導いたのは拷問のための部屋ではなく、デスク、パソコン、ソファー、テーブル等の揃った旦那様の仕事部屋、執務室だった。
殺風景なガレージの中で裸と言うのも惨めだったが、現実的な社会の中で自分達だけ全裸と言うのも惨めだった。
鏡子はテーブルの前に座らされて、テーブルの上に置かれた一綴りの書類に署名を求められた。
何の書類かと尋ねたかったが、犬以下の自分達に奥様が教えてくれる訳もない。
どうせ私も翼ちゃんも、もう人間としての生活は出来ないわ..。
きっと私の会社を香奈子さんに譲る関係の書類でしょう..。
鏡子は言われた通りに書類に署名した。
「これで良いわ。
鏡子さん。
貴女達は今日から私達の奴隷って事は分かるわよね?」
「はい、覚悟しています..。」
「それで貴女の会社だけど、」
「姪の香奈子さんに譲る事になるのでしょう?
先程の書類はそのための物では無かったのですか?」
「ああ..、あの女の子ね。
私が言った事を真に受けて..。
本当にバカな娘!」
「違うのですか?」
「違うわよ。
鏡子さんには今の会社でもっと稼いでもらわなくちゃ。
さっきの書類は翼ちゃんの事についてよ。」
「翼の..?」
「翼ちゃんは今の中学校から私が理事をしている私立学園に転校してもらうわ。
表向きは女の子としてね!」
「女の子として?」
「まあ戸籍とかを急に変えるのは無理だけど、学校の中では女の子として生活してもらうわ。
先生達の殆どは私の趣味を理解してくれてるし、同じ趣味の人も多いの。
一応翼ちゃんは性同一性の障害があるって事にはしておくからね。」
母親の後ろで裸のまま立って聞いていた翼は、自分が女子中学生として新しい生活をすると言う思いもしなかった運命に戸惑いはきたが、自分の妄想がリアルに実現するのは嫌ではないと思った。
もちろん秘密を守るためにこれまでの友達との付き合いは完全に止めなくてはならないだろうな。
それに女の子なのにチンポを生やした変態として旦那様や奥様から、知り合いの人達に晒されたり玩具にされたりすると思うけど..。
でも、それってこれまでのお母さんと同じなんだ。
僕はこれから女の子としてお母さんと一緒にエッチで惨めで辛い、でも本当は僕の好きな生活をさせられる..。
翼のチンポはいつの間にか完全に勃起していた。
それから二人はこれも以外な事に衣類を与えられ、自宅に送ってもらえることになった。
「二人とも素直で健気だから、私達本当に気に入ったの。
これからも素直な家畜でいてくれたら、ずっと大切にするわよ。」
ベンツを運転しながら奥様は二人を褒めてくれた。
鏡子は気になっていた事を一つだけ奥様の聞いてみた。
「あの..、姪の香奈子さんは..?」
奥様は答えてくれた。
「あの子、勘違いしてるわ。
自分が私達の仲間になれてるって思い込んでたみたい。
今は素直になれるように勉強中よ。
そうだわ!
時間あるから、ちょっと様子を見に行きましょうね。」
奥様は楽しそうに言うとハンドルを回した。
約1時間後。
ベンツには似つかわしく無い未舗装の田舎道を走り、高いコンクリートの壁に囲まれた施設に到着。
車から降りると施設内には家畜の匂いが満ちていた。
「ここよ。ほら、あそこ!」
奥様が指さしたのは本物の家畜、豚が何頭も放されていて下が泥と糞尿でドロドロになっている飼育スペースだった。
しかし一見そこに香奈子の姿は無い。
いや、見えなかっただけだった。
奥様の指さす先に赤っぽい頭髪のような物が泥の中に見える。
その正体がはっきり分かったのは、手前にいた大きな豚が移動してからだった。
殆どが泥に塗れているが、わずかに肌色の人らしい部分が残っている身体が転がっているのが分かった。
鏡子は息を飲んだ。
「あれ、香奈子ちゃん?」
翼もだった。
鏡子の姪、翼の従姉で、昨夜二人に罠を掛け旦那様と奥様に引き渡した女子大生の香奈子は全裸で本物の豚と一緒に泥の中に転がされている。
ただ全裸と言うだけでは無い。
昨夜の鏡子と翼と同じように腹部を膨らまされ、股間には頑丈なストッパーとバイブが鎖で出来た貞操帯で固定されていた。
「あの子ったら本当に心根が悪いし、こらえ性根が無いの。
約束が違うとか訴えるとか喚くから、鏡子さんと同じ3000cc入れてあげたわ。
これで性根が直れば正式に家畜にしてあげるけど、直らなかったら売却ね。」
鏡子と翼には香奈子を助ける方法は無かった。
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