「翼ちゃん!翼ちゃん!」
鏡子は縛られて身動き出来ないまま、気が狂ったように息子の名前を呼んだが、その久地には直ぐに旦那様の脱いだパンツが押し込まれる。
「鏡子。
お前にも注射するけど、けして麻薬とかじゃないから安心しろ。
ただのホルモン剤だ。」
旦那様の持つ黄色い液体が入っている注射器は、奥様が翼のチンポに突き立てた注射器の針より長く太かった。
旦那様はその針を恐がらせるように鏡子の目の前で見せたと思うと、いきなり左手で鏡子の右の乳房を強く握る。
い、痛い!
胸が潰されそう..。
しかし本当の痛みはそれからだった。
旦那様は手に持つ注射器の針を、鏡子の右乳首に突き立てようとする。
乳首の弾力のせいか注射器の針が太すぎるのか、なかなかスッと入っていかない。
それを力づくで捏ねるようにしながら女の身体でも敏感な乳首に突き刺していく。
「うっ!ううーっ!ううっ!」
詰め物をされた鏡子の口から苦痛を訴えるうめき声が絶え間なく上がる。
旦那様は針が鏡子の乳首に入ってもなかなか薬を注入せず、必要も無いのに針を捏ねたり前後に動かしたりして苦痛に歪む鏡子の顔を楽しんでいたが、鏡子があまりの苦痛と恐怖に白目を剥いて気を失いかけた時、また数回鏡子の頬を平手打ちして目を覚まさせ、やっと注射器のピストンを押した。
ドロッとした感じの薬品は注入される時も鏡子の乳首に痛みを与える。
何を..、注射器されたの?
私の乳首..、どうなってしまうの..?
薬の効果にも激しい不安を持つ鏡子だが、その不安の前に旦那様は鏡子の左の乳首にも同じ注射を刺し、鏡子は再び激しい苦痛に身悶えた。
針が抜かれた乳首は鋭い痛みからは解放されたが、まだ乳首やその奥、いや時間と共に乳房全体が異様な違和感と鈍痛に包まれた。
鏡子は注射された薬品が息子のチンポに注射されたような無理矢理に性的興奮を持続させる物ではないかと想像していたが違っていた。
鏡子の両乳房の違和感、鈍痛はやがて乳房が張ったような痛みに変わっていった。
そして旦那様が鏡子の両胸を揉みしだき乳首を強く摘まんだ時、その訳がわかった。
乳首の先から僅かだが白い液体が出たのだ。まさか、母乳..?おっぱいなの..?
「出たぞ!鏡子のおっぱいを搾りだせたぞ。」
「まあっ、鏡子さんの方が案外簡単に出たわね。
先週の胸が大きい30代の淫乱女ではなかなか出なかったのに、胸の大きさじゃないようね。」
旦那様と奥様の態度は相手に性的快感を与えながら責めると言うSMプレイとは全く懸け離れ、鏡子、翼を全く人間として見ていないようなやり方だった。
ガレージの床には旦那様が二人に全部注入すると言っていたバケツ一杯の浣腸液が既に用意されているし、テーブルの上には二人を苦しめるための責め具、いや拷問道具と言うべき禍々しい道具が並べられていた。
香奈子は自分の叔母と従弟の悲惨な運命を見続けたが、恐ろしいと思いながらも下着が夥しく濡れるのを意識した。
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