「貴方、これってまさか叔母さんのじゃないでしょうね?」
声を荒げて問い詰める香奈子に、翼は何も答えられない。
「考えて見れば弱虫の貴方が他所の女の人からパンツやブラジャーをもらったり盗んだり出来るわけ無いよね。
これは叔母さんのに間違い無いわ!」
香奈子は床に散らばった鏡子の下着を拾って拡げてみた。
「あらっ?クロッチの染みのところ、変に薄れてるけど、これって叔母さんのを盗んで貴方が洗ったわけ?」
翼はつい答えてしまった。
「は..い」
畳みかけて問い詰める香奈子。
「これが叔母さんのって言うのは認めたわけだ。
でも洗ったって言うのはウソよね!」
香奈子は再び翼の頬を平手打ちすると厳しい口調で言った。
「着てる物を全部お脱ぎ!」
驚く翼。
「えっ?僕が服を..?」
また香奈子の平手打ちで翼の頬が鳴った。
「お前以外誰がいるの?
自分の実のお母さんのパンツを盗んで舐め回したり穿いたりするこの変態!
他にも隠してる事あるだろ!
私が徹底に白状させてあげるわ!」
年上の従姉のあまりの迫力に、翼はヨロヨロと立ち上がり自分から服を脱ぎ始めた。
翼で大空に羽ばたく強い男の子になるようにと鏡子が願って付けた名前だが、実際の翼は身体も弱々しいだけでなく、先天的にマゾの素質を持っていた。
か弱い女の子が男から性的に弄ばれる読売等を盗み見ては、自分がその女の子になった妄想をして悶々とするような男の子だった。
今、現実に強い従姉から命令されて裸にされる..。
それは恥ずかしく惨めで辛い事の筈なのに、翼は催眠術に掛かったかのように極自然に従姉の命令に従ってしまった。
もともと華奢でひ弱な上に思春期の少年独特の両性的な体型、全く日に焼けていない真っ白で柔らかな肌。
オドオドしながらも、何処か自分が性的に虐められるのを期待してるかのような表情。
全てが香奈子の加虐心をかき立てた。
寒い季節なのに暖房も無い部屋で翼はトランス一枚になって震えながら従姉の前に立つ。
寒さから自然両手を自分の身体を抱くようのすると途端に従姉から罵声が飛んだ。
「私は着てる物を脱げって命令したんだ!
何でパンツ穿いたままなの!
自分のお母さんの下着を盗むような変態が人間じゃないんだ。
恥ずかしがらず、さっさと脱いで変態らしく真っ裸になりな!」
お母さんの下着、変態、人間じゃない..、裸..。
従姉の言葉一つ一つが翼のマゾ性を刺激する。
前に立ち読みした読んだエロ本のSMコミックで、小学校6年生の可愛い女の子が怖いおじさんから裸になるように言われて泣きながら最後の一枚を脱いでるシーン。
今の僕は、あの女の子なんだ..。
翼の頭の中がそう妄想した時、翼の下半身にムズムズと違和感を感じ始めた。
「翼!お前、やっぱり変態だよ!
私から裸にされて、チンチン硬くしてるじゃないか!」
従姉の声に翼が自分の下半身を見ると、翼の身体を従姉の視線から守っている最後の一枚のトランスがテントになっている。
「ご、ごめんなさい..」
翼は大きくなった部分をトランスの上から押さえて謝るが、香奈子は更に
「親戚にこんな変態の男の子がいるなんて、本当に気持ち悪い!
私がその大きくなってるチンチン、カッターナイフで切り取ってやるからさっさと出しな!」
「お前なんか、女の子の方が似合ってるんだ。
だから母親のパンツ穿いたり舐めたりしてるんだろ!
良く見せてみな!
お前、乳首まで硬くしてるじゃないか!」
確かに翼の乳首も硬くなっていた。
寒さのせいもあるが、翼は自分が女の子として虐められる妄想をする時、自分で小さな乳首を弄る癖がある。
そのせいか、今の翼の乳首は思春期になり掛かっている少女のような可愛い勃起を示していた。
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