アスファルトの上に倒れた翼に香奈子の鞭が飛ぶ。
「早く起きて歩くのよ!
大きな声出したから、ご近所が起きてくるかもしれないじゃないの!」
しかし数時間に渡る生まれて初めての性的虐待と数回の射精で体力と気力を喪失し、しかも後ろ手錠をされている翼はなかなか一人では立ち上がれない。
女の子の横座りのような姿勢のままで香奈子の鞭を何度も受けている。
翼も早く立ち上がって車に乗らなければいけないのは分かっているのだ。
しかしその姿勢から立ち上がろうとすると突き刺されたバイブが未熟なアナルの括約筋を捏ねるようになりとても辛い。
両手を使えれば地面に手を着けてアナルに掛かる力を和らげる事も出来るが、後ろ手錠で拘束された惨めな少年にはそれが出来ないのだ。
「早く起きな!もう、お前だけ置いてくよ!」
香奈子の声も大きくなる。
実際こんなところを他人に見られて通報されたりしたら、香奈子が一番大変な立場になるから焦るのも仕方ない。
鏡子も息子が打たれるのをじっと見ている母親ではなかった。
自ら翼の前にしゃがみ込み息子を庇って香奈子の鞭を受ける。
そのうちにやっと翼がよろよろと立ち上がる事が出来た。
香奈子と鏡子がホッとしたのも束の間、本当にすぐ近くの家で灯りが点いたのだ。
まだカーテン越しだが、カーテンが開けられたら街路灯の下の明るいところにいる3人の姿を見られてしまう。
厚いダウンを着込み鞭を持つ香奈子と全裸に銀色の手錠とチェーンで縛られている鏡子と翼、3人は走った。
走ると鏡子は硬いチェーンが股間に食い込み、翼はバイブがますますアナルの括約筋を虐める。
裸の二人は香奈子から大分遅れてしまう。
香奈子は先に車に乗り込みエンジンを掛けた。
「早く来な!置いてくよ!」
後ろのハッチバックドアを開けて怒鳴る。
こんなところに全裸で縛られた姿で残されたら..。
鏡子も翼も必死だった。
痛みも寒さも忘れて走った。
灯りが点いた家でドアが開いて人の声が聞こえたような気がする。
ああ..、見つかっちゃう..。
見つかって捕まったら私達..。
恐ろしさに包まれながら鏡子と翼は、辛うじて香奈子の開けてくれた後部ハッチバックドアから車の中に転がり込んだ。
座席では無い。
荷物を置くスペースに二人で重なりあってうつ伏せに倒れ込んだのだ。
香奈子は後部の二人がどうなっているか確かめもせず車を急発進させた。
全裸の母と息子は急発進で荷物スペースで二人もつれ合い押し付けられた。
本当に手錠とチェーンで荷造りされた荷物扱いだった。
走る車の中でやっと何とか二人とも顔を見合わせてられる体勢になれたが、お互い涙を流しながら頬をすり寄せるしか出来なかった。
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