香奈子が戻ったのは一時間どころか二時間をとうに回っていた。
あまりの寒さに鏡子も翼も尿意に耐えきれず床にお漏らしし、自分達の漏らした尿の中に転がっていた。
「まあ、叔母様。
翼ちゃんはともかく、叔母様までお漏らしなの?
お漏らしの後始末はどうするのか叔母様なら分かってるわよね。」
そう言うと香奈子は鏡子の髪の毛を掴んで顔を上げさせ、口に押し込んでいた息子のトランクスを抜き取った。
「さあ、自分達のオシッコを片付けて!」
姪からの命令に無言で頷くと、鏡子は縛られたままの不自由な身体で顔を床に着け、もうすっかり冷たくなった尿を啜り始めた。
それを横で見ている翼も「うう!うう!」と母のパンティーを詰め込まれた口で呻いて意思表示をしようとしている。
「翼ちゃん。
貴方はじっとしてて。
これはお母さんがすることなの!」
鏡子はちょっと尿を啜るのを中断して息子にそう言った。
途端にまた香奈子から髪の毛を槌まれて頬を平手打ちされる。
「叔母様、ダメじゃない!
せっかく翼ちゃんもお掃除のお手伝いしたいって言ってるんだから!
ねえ、翼ちゃん。そうでしょ?」
翼は床から顔を上げて、涙を流しながらコクコクと頷く。
「えらいわね、翼ちゃん。
さあ、お母さんのパンティーをとってあげるから、翼ちゃんもオシッコ啜ってきれいにしましょうね。」
香奈子から口の母のパンティーを抜き取ってもらった翼は、自ら床に顔を着け広がった尿を啜ろうとする。
鏡子はそれを横で見ながらもう何も言わなかった。
全て諦めたつもりなのに、また頬を涙が流れた。
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