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円形ステージを取り囲むビキニパンツ姿の男達…、今や遅しとメインステージの性奴隷を待ちわびる中、異様にギラギラと目を光らせ、腕組みして仁王立ちのまま舞台袖を見つめる。
そして…。
一端花道を戻った愛華が、重々しい鎖を引きながら再び現れた。
鎖の先には…、重厚な造りの木片手枷に両手を捕れた高級性奴隷達の姿があった。
先頭に涼子、2番目に黒髪アナウンサー風の理知的な琴子、3番目にあかり、4番目に栗色がかったショートボブの早紀…。
4人ともエレガントな高級下着を身に付け、ヒールにガーターストッキング姿が艶かしく照明に映えている…。
しかし彼女らの首には太い黒首輪が巻かれ、1列に連結された鎖は手枷を介して股間を擦り、後ろの女の手枷に繋がれていた。
その4人の後ろには、何やら数々の淫具を乗せたワゴンを押して美咲が続く…。
愛華に引かれ、花道を項垂れて歩く4人はまさしく囚われの姫を連想させ、会場内から呻くような感嘆の声が漏れ伝わった。
レベル違い…、ステージ下に待機する性奴隷達とはまったくの別物と言っていいほど圧巻の美女達…。
円形ステージに引き出された彼女らは平均台の前に横1列に並ばされ、恒例の女性オーナーによる紹介が始まった。
1番の涼子から順に、赤裸々に個人情報からスリーサイズ、性癖まで暴露されていく中、徐々に高級性奴達の表情が紅潮し、吐息が荒くなっていく…。
(はぁ…はぁあぁすごい…、これが…奴隷ステージ…、視線が…あぁすごい視線が…みんな私を見てるぅ…)
マゾ女子大生の調教発展途上と紹介されたあかり…。
涼子や莉奈、美沙にあらかた聞いてはいたが、実際に上がってみるとそこは完全に異世界だった。
見上げる観衆がぐるりと取り囲む眩しい円形ステージ…、ここで…涼子先生や美沙先生は…自然排便を披露した…?
想像しただけで卒倒しそうになりつつも、自分の肢体に纏わり付く視線に感情を撫でられ、ジュルジュルと分泌される蜜がパンティを濡らす…。
紹介が終わるとバトンは愛華に託された。
「さぁて…、ちょっとぐらい美人だからって調子にのってんじゃないよ?先ずは手始めに…マゾ具合を確かめてやろう…。おい、お前ら、両手を真っすぐ上にあげろ」
JKスタイル調教師の冷たい目が光った。
4人が言われるまま重い手枷を鎖ごと頭上にかざすと、後ろに控える美咲のワゴンから男性器を形どった柄の鞭を手にした愛華が片手で涼子の腰を引き寄せた。
「涼子…、お前毎回一番人気らしいなぁ…、現役教師…私みたいなJKバカにしてんだろ?」
「あひぃ…とんでもございません…あ、愛華様のような愛らしい女子高生の…下僕でございますぅ…はぁ…はぁあぁ…んふっ…んん…んんっ…」
言い終わらぬうちに愛華の可憐な唇が教師の唇を奪い、舌が絡み合う…。
同時に男性器の柄がパンティ越しに押し付けられ、グリグリと圧をかけられて涼子は鼻息荒く喘いだ。
目標は次々と入れ替わっていった。
男性器にパンティ股間を擦られながら服従心を示していく高級性奴達…。
「うふぅ…お会いしたかったですぅ愛華様ぁ…露出狂の琴子を…また恥をかかせて…んふっ…んふっうぅ…」
「…あかりは…初めてのステージです…もう…パンティジュクジュクなんですぅ…はんむうぅ…」
そしてその後…、早紀の反応に会場が静まり返った。
あろうことか、愛華のキスを拒んだのだ…。
「…ちょっ…ちょっと…いいって、止めて下さい…」
小声で顔を背ける早紀…。
「へえぇ~?何その態度。男のちんぽは咥えるクセに愛華のキスはイヤなんだ?」
「…いいですから…ぁ…ちょっと、あんん…」
睨みつけながら男性器をパンティにめり込ませる…。
早紀はレズ経験が無かった。
主人の趣向…、それはミニスカノーパンでアダルトショップやビデボ、ラブホ街を歩かされ、色目を使ってくる男に自らミニスカを捲って〈フェラ1千〉とマジック書きされた尻を見せつける…。
あとは主人監視の下、物陰で見知らぬ男の臭いちんぽを舐め啜るのだが、多い時は一晩で10本処理させられることもある。
大抵は衣服にぶっかけて貰い、そのまま街を歩かされて悲哀に疼くマゾであるがゆえ、同性との接点は皆無だったのだ……………………………………………続
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