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入札自体は静かに進行された。
3人を見定め、購入意思のある者だけが紙に金額を記入して女性オーナーに渡すだけ。
落札発表はその後直ぐに行われ、同額入札がなかったためかあっけなく3人の主人が決まった。
「…お買い上げ…ありがとうございます御主人様、一生懸命性奉仕致しますので…」
それぞれ新しい主人の前に進み、衆人の中で深々と土下座して挨拶した女の白い首輪にリードが繋がれる…。
「ふふん…高い金出して買ってやったんだ。これからたっぷり調教して…ゆくゆくはお前もこのステージに上げてやろう…逆らったらデパートのど真ん中で素っ裸にしてやるからな?ひひ…」
黒髪ロングの女を落札した男…。
会場に集まるサド集団の中でも特に露出調教師として知れた人物だった。
「ふふ…よく見ておけ日奈子。あの御仁の飼育する性奴は今日涼子達と一緒にステージに上がるはずだ…確か琴子とか言ったか?つまりあの女は2匹目ということだ」
「そうなんですね…なんか意地悪そうな人…私は安曇様で良かったです…」
「黒髪とか…ああいったタイプが好みらしいな…どの道2匹とも尻丸出しで街を歩かされる訳だ」
新しく買われた性奴は精一杯の愛想笑いでその変態露出調教師に寄り添った。
定刻になり、この日のメインステージ開催を女性オーナーが告げた。
B班の性奴隷達は予め伝えられていた通り、主人らからリードを外されると、一斉に円形ステージ下に集まり、そして隙間なくビッチリ1列に並んで会場を向き、しゃがんで雌犬のチンチンポーズをとった。
やや遅れて控室から美咲の身体手入れを終えた美沙も小走りに列に加わる…。
これから身分の高いA班の性奴隷が円形ステージ上に出揃うまで、脇役の花として情けないポーズを維持させられるのだ。
同時に会場舞台袖に置かれていた平均台のような木材を、全裸緊縛姿の美咲が押しながら花道を進み、円形ステージ中央に設置する…。
元々ポールダンスステージだったため、前回まで中央に頑丈なポールがあったが、今回はそれが撤去されていた。
美咲は平均台四隅下の車輪を動かしながら位置を微調整してロックすると、舞台袖に戻っていった。
どうやら本人が言っていたように、愛華の忠実なアシスタントとして努めているようだが、20人の浴尿を染み込ませた麻縄はそのまま…。
しばらくすると会場の照明が落ち、舞台袖にこの日の進行調教師、愛華が姿を見せ、拍手に迎えられながら白いLED照明の中を円形ステージまで進み出て来た。
「はいお待たせぇ~、前回に引き続き進行役の愛華でぇ~す。今日もあんたらの可愛い性奴隷、地獄に突き落とすからそのつもりでぇ~」
小柄ながらもむっちりした身体つきに、JKと見紛うほど童顔の愛華はAVプロモーション所属のれっきとしたAV女優…。
その見た目とは裏腹に、マゾを陰湿に責めて追い詰める人気シリーズの主演だが、そんな彼女を高い出演料金で雇うだけの力量が女性オーナーや会場の富裕層にあるということだ…。
この日の愛華は、JKブレザーを極端に短くアレンジした衣装に、黒革ロングブーツという出で立ちだったが、ステージ下から見上げる男達の目にはミニスカの裾から無毛のワレメや美尻がチラチラ見え…すでにノーパンというサービスぶりにボルテージは早くも急上昇を見せ、誰からというでもなく着ていた白いバスローブを脱ぎ捨ててビキニパンツ姿を晒した。
(うああぁ…、御主人様達ぃ…)
ステージ下の性奴隷達もまた、つま先立ちにしゃがんで惨めに濡れるワレメを晒しながら、自分達を取り囲むビキニパンツの群れに興奮を隠せない…。
誰も自分達を見ていない…、ただの路傍の花というだけの存在を彼女らは分かっている。
主人達は身分も高く、美しいステージ上の花に見惚れ、興奮して勃起するのだ…、自分達はただただ、その男根を舐め上げ、咥え、惨めに精液を飲下する…。
それはステージが終わるまで止めることは許されず、萎えた男根を再び勃起させることはおろか、所望あれば飲尿にも応えなければならないと女性オーナーに厳命されているのだ………………………………続
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