32
その後夕食をとった2人は歩いて恵那のマンションに入った。
「可愛がってあげるけど…自分の身分を忘れないようにね」
リビングに通されると直ぐ上半身にまた麻縄が掛けられ、首輪もつけられたあかりは今夜の責めの期待から深々と土下座して頭を下げる…。
「恵那様…今日は寛大にも助けて頂いてありがとうございます…恵那様の雌犬としてご奉仕します…」
「そうね…言う事聞けば腰が抜けるほどイカせてあげるし…、あの店もまた露出遊びで使っていいわ」
ブーツで蒸れた足指を舐めさせる恵那は既に全裸になり、スマホをいじっていた。
「今日は初日だから…たっぷり2人で密レズもいいけど、あいにく先約もあってね…、もう一匹マゾ奴隷を呼んでるから」
「…もう一匹…?…マゾ奴隷ぇ…あ…はぃ…分かりました…」
(あぁやっぱり莉奈様みたいに何人も囲ってるんだ…はぁんんいやぁ…私その娘と2人でぇ…)
見ず知らずのマゾ女と共に、今日会ったばかりの調教師にかしずく…、想像しただけであかりの股間はジュクジュク疼いてしまう…。
それからほとんど時間をおかず玄関のチャイムが鳴った。自分を捕獲するしないに関わらず、元々この時間に呼んでいたのだろう…、あかりは色々考えながらも初対面で裸ということに引け目を感じ、リビングソファーの隅でじっとしていた。
「…時間通りね、支度してくるからあかりは待ってて」
そう言い残して恵那は玄関廊下に通じるドアを閉めて出ていった。
パシイィっ…!パシイィっ…!
突然廊下の方から響いた鞭音にあかりはビクっと見をすくめた。
(うぁ…もう始まってる?…あぁウソ…)
来たばかりの、自分以外の雌犬がもう鞭打たれている…、ドクンドクンとあかりの心拍が上がり、乳首も固く尖ってくる…。
ガチャ……
リビングのドアが開くと、予想通りマゾ奴隷が四つん這いで入室して来た。
恵那が首輪に付けた太い鎖と鞭を携えて…。
「ヒイィ…っ!?……」
あかりは入ってきた性奴隷を見て呼吸が止まった。
大きく太った身体に黒い全頭マスク…。
「ふふ…ビックリしたみたいね?これ…私が飼育してる雄犬よ、すごいでしょ?」
「うぁ…あぁ…雄犬……?」
面食らうあかりは身体が動かない…、桃百合でレズ調教に慣れていたあかりはマゾ奴隷と聞いて勝手に女だと思い込んでいただけ…。
「大丈夫よ、マスクで目は見えないし、勝手に喋ることもないわ。私の言う事は何でも聞くの」
パシイィ…っ!
「グフウぅ…っ…」
鎖を引いて振った鞭が雄犬の尻を打ち、くぐもった嗚咽を漏らす…。
目が見えていない…、それを聞いたあかりはオドオド立ち上がって恵那の後ろに回った。
(うわぁあぁ…すごい、これってM男ってやつ…初めて見た…)
四つん這いの雄犬の肌はむっちり白く、歳は20代後半のような印象…。
「どう?もう2年くらい調教してるの…」
「はぁ…あの…すごいです…」
答えながらあかりは雄犬の下半身に注視していた…、やや太り気味の雄犬は、正面から見て全裸かと思っていたが、むっちりした下半身には女物のパンティが食い込んでいたのだ…。
「あぁコレね?このマゾ豚の趣味なのよ、ネットで女の子から使用済みパンティ買って、汚れ舐めて発情するの…もちろん逐一報告させてるけどね?」
そう言って高らかに笑う恵那の足元で、雄犬は羞恥にむせび泣く…。
「このパンティ…、先週愛知の娘から買った物ね…汚れはちゃんと舐め取ったの?」
パシイ…っ!
鞭先がパンティ尻を打ち抜き、雄犬はくぐもった声で何度も肯いた。
「…ところで…なんで2本脚で立ってるの?あかりは雌犬でしょ?」
「…ぁ、あの…やっぱりですか…」
「当たり前でしょ?四つん這いになって尻突き上げなさい!」
パシイィっ!パシイィっ!パシイィっ!
雄犬の横で四つん這いになった桃尻に即座に仕置きの鞭が入り、あかりの悲鳴がリビングに響く…。
「鎖付けないと自覚ないみたいね、待ってなさい」
恵那はあかりを残して玄関横の部屋に出て行った。
「グフウ…フゥ…フゥ…フゥ…」
(あぁいやだあぁっ!雄犬興奮しちゃってるぅ…!)
あかりにとっては恐怖でしかない…、いくら調教済みとはいえ、あかりの男性経験は理事長の安曇しか知らないのだ…。
戻って来た恵那に雄犬と同じ鎖を付けられたあかりは、この先恵那の気分次第でどうなるか分からない恐怖に怯えていた………………………………続
※元投稿はこちら >>