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あかりは狭いカウンターの内側にひたすら息を潜めて隠れ、莉奈の言葉を反芻していた。
(…専属奴隷…あのひとの専属になれば許してくれる…)
交換条件がなぜそのようになったのかは理解出来ない…、たまたまレズビアンだったのか、自分の恥態を不憫に思ったのか…。
歳の頃は涼子と同じくらいに見えたが、ギャル系ファッションのせいでもう少し上かもしれない…、ただ、今日自分は見知らぬ女に連れ帰られることだけは確かなのだ。身の安全を思うなら、誠心誠意尽くすしかない…。
カウンターの下で客のレジ精算をする店員のパンスト脚を目の前にしながら、あかりは逮捕寸前の緊張が幾分和らぎ、代わりにまたこの露出状況にマゾ気がジワジワ湧き上がってくる…。
「ありがとうございましたぁ~」
明るく客を見送った店員はそのまま椅子に座り、うずくまるあかりを見下ろした…、その表情は冷たく薄笑いを浮かべ、最高の獲物を手にした猛禽類そのもの…。
「…何か言う事ないの?」
「…ご奉仕します…、恵那樣に…一生懸命ご奉仕します…」
怯えて震えながら声を振り絞るあかりの前で、店員は無言でヒールを脱いだ。
ムワァ……………………………
立ち仕事で汗ばんだパンストつま先から饐えた匂いが鼻をつく…。
(…あ…あぁ…恵那樣の…)
恐る恐る両手で踵を捧げ持つと、赤いネイルカラーが透けるつま先に鼻を埋めて大きく深呼吸する…。
黒首輪のあかりは性奴隷の挨拶作法を卒なくこなしていった。
パンストつま先から足裏まで、何度も大袈裟に匂いを嗅ぎながら、潤んだ瞳は真っすぐ恵那を見上げつつ苦悶の表情を見せるのだ…。
(あんん…湿っててすごい匂いぃ…うっ、うぅ…臭いぃ…吐きそうぅ…っ…)
「…んふっ…分かってるわねぇ…いい娘…」
自分の汚臭に顔を歪めながらも服従心を示すあかりを見下ろしながら満足気に微笑む…。
(いいねこの娘…、さすが莉奈さんが調教しただけあるわ…)
ゾクゾクと支配欲が昂る恵那はつま先を引っ込めると、少し尻を浮かせてニットワンピの裾を捲り、ゆっくりと股を開く…。
(あああ…恵那様ぁ…)
パンストはガータータイプで、太もも付け根にレース柄で止まり、その奥…むっちりしたもも肉の先に派手なサテン地の花柄パンティが剥き出しに…。
あかりは四つん這いになりながらゆっくり丁寧に、内ももに唇を添わせつつ、その中心部に顔を近付けていく…。
(…んはあ…んん…恵那様の匂いぃ…ぁ…染み…?あぁすごいぃ…濡れてる、どうしてこんなに…んふっ…うぅ…こんな見ず知らずの歳上女性に…ご奉仕だなんてぇ…)
サテン地に浮き出る染みは艷やかに光り、よく見れば股間全体がグショグショに濡れそぼり、じっとりとぬるぬるが染み出ている…。
「んふふふ…変態女の恥態見せられて私も興奮したの…、あんたのせいよ?先ずはシミ抜きからね…これ紐パンだから…」
「うぅ…すみません…、お詫びにシミ抜きさせて頂きますぅ…」
両腰の紐を解くとそのままパンティフロントがハラりと弾け、薄く生え揃った陰毛と濡れたワレメが露出した。
椅子から少し腰を浮かせたと同時にパンティを抜き取ると、そのクロッチ部にはべっとりと透明な淫液と黄色い尿染みが…。
(あうぅ…こんなに濡れてぇ…、お掃除しなきゃ…あぁ惨めぇ…ん…んふうぅ…)
舐め取る舌先に糸を引く…、唇に纏わり付く生暖かいぬるぬる…、あかりはこれまで奉仕した桃百合メンバーの誰の物でもない、新たな主人の匂いを覚えていく…………………………………………続
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