志乃の演技力に全ての人間は騙された。奴隷宣言をさせたもののそれは決して志乃の本意では無いと誰もが思っていた。
また志乃がマゾであると自ら宣言したのも無理に強制されたものだとみんな信じていた。
ただマスコミもあの事務所に逆らう気は無くいつの日か志乃の痴態が晒されることを望んでいたようだ。
着物姿でドラマに出るようになった。以前と変わらない姿はより一層彼女の魅力を引き立てたように思えた。
バラエティー番組にも時間があれば出た。視聴者はやはり金が必要なんだろうと思ったが実際は違った。事務所から志乃にギャラは支払われていない。
それはもう志乃達にとってどうでもいい事だった。だが視聴者はそう思った。
だがバラエティー番組でも色気のあるシーンは無かった。今の時代は無理なのだろう。
売れそうもない低能そうな若手の芸人が失礼な質問を浴びせて来る。
「セクハラで訴えますわよ、、」
そう言ってやはり着物の衣装ではねのけたりしていた頃だ。
事務所もファンクラブもお金には困っていなかった。道楽で志乃を弄んでいたのだった。
表では着物の似合う女優、そして裏では彼らの奴隷として志乃を扱ってきた。
ある日我慢出来なくなった芸人がついにテレビで志乃に尋ねた。
「ビデオの撮影って済んだのですか?」
「それに関しては一切タブーなんですよ。」
「俺たちは見れないの?マゾなんでしょ?羞恥の、、、」
「やめなさい、、それ以上は公共の電波なのよ」
「あんただって記者会見で、、なんて言ったんだよ。」
スタジオは騒然とした。司会者が何とかその場をしのいだが世間の代弁をしてくれたとそのタレントは持てはやされた。
「そろそろ世間の皆さんにもお披露目する時がきたようだなあ、志乃。」
「テレビで辱めるのはやめて下さい、、」
「YouTubeがあるだろう。そこならもう少し暴露しても許されるだろうよ。」
高岡力也は同じ事務所に所属していたが最近は人気も出番もすっかり少なくなった強面の俳優だ。
50歳に近いだろう。この男にとっても志乃は高嶺の花だった。
最近はユーチューバーに活躍の場を求めたがさっぱりだった。若手芸人と志乃の話題はSNS上でも炎上していた。
そんな時高岡力也の番組に出演が決まった。
事務所の応援もあったのだろう、、若手芸人数人も参加することが決まった。
志乃はテレビでは答えられない質問に全て答えるように命じられていた。
『今夜は眠らせないぜ。事務所の後輩磯野志乃にテレビでは言えなかったこと。本日全て答えさせます。』
そんな予告編だった。ヒットしない訳は無かった。
隆夫か芸人数人に志乃も着物姿でその場所に現れた。
志乃も高岡とは初対面だったが大きな体と黒のスーツ、サングラスに圧倒された。
「志乃、今日も着物かよ、、、」
志乃は黙って俯いている。
「まあいいだろう、今日は全ての質問に答えて貰うぜ。」
「どこまで答えればよろしいのでしょう?放送コードとかは?」
「気にすることはねえ、俺のチャンネルだ。お前らも頑張って志乃を追い込むんだぞ。わかったなあ。」
「へー、わかりやした、兄貴。ビデオって存在するの?」
「二本ありますわ。」
「今の日本の映画館では公開できない内容です。」
「それで?」芸人たちは圧倒されて息を飲んでいた。
「決して強制されたのでは無く志乃の意志で撮影に応じました。団鬼六という名の作家の小説に私はすっかりのめり込みましたの。
監督と脚本家、カメラマンまで用意して頂きましたの。志乃の裸が見れるのならギャラなしでも良いってオーケーして下さいました。
脚本の先生も恥ずかしいのか随分遠慮がちな内容なので遠慮なさらずにもっと際どい内容をオネダリしました。
それとファンクラブの皆様の希望も全てお応え出来る脚本が出来ました。
庭のある旅館の大広間で撮影開始されて、、、舞台で日舞を披露、そして脱衣。
全裸で謝罪とこのような恥ずかしい願望を実現して下さったファンクラブの皆様への御礼。
隅々まで体を鑑賞された後の剃毛、恥部の鑑賞。肛門鑑賞。
そんな部分まで綺麗に撮って頂いたカメラマンや照明の皆様への御礼と更なる無様な志乃を撮影して頂くことに対するお詫び。」
「おいおい、、早いなあ、次は浣腸か?」
「初めの脚本ではそうでしたわ、でももし見たいと言う人がいたら、、、そう言って脚本を少し、、、
それなら庭でしろってことになって、自然便です、、臭いから庭付きの部屋をご用意させてしまったのです。
原作では夫の仇に出た武士の妻が返り討ちにあい身ぐるみ剥がれ素っ裸にされ前の穴と後の穴を使った芸を仕込まれます。オシッコもウンチも仇の前でするよう命令されるのですが実際にそのシーンは描写されてなくて、、それで脚本の先生にお願いしたのです。」
「もっと詳しく、、」
「脚本をお持ちしましたので、、どうぞお読みなって、、」
「どうせなら俺がその仇の役してやるよ。」
このまま放送されてもいいのだろうか?志乃はそう思った。
「どうせなら素っ裸になれよ。」
そう言われるとその場で脱ぎたくなる衝動に襲われる志乃だった。
「ファンクラブに俺たちは入れないのかよー?」
「入会しても食べて行けないわ、あなた達。ギャラも出ないし。皆さんお金持ちの道楽で入ってらっしゃるの。だから、、今日はこの恰好の志乃に
命令して、、、」
「志乃殿、どうなされた、尻が震えておるではないか?」
「お願いでございます、、源八郎様、、厠へ、、逝かせて下さいまし。」
「先日申したであろう、志乃殿には今後一切厠の使用は許されぬ。大きい方も小さい方も全て我々の許可がいるし必ず衆人環視のもとでして頂く。
幸い本日は志乃殿のよくご存じの連中が宴会に来ておるは。宣伝を兼ねて志乃殿にはそこで垂れ流して貰う。それも芸の内だ。皆のもの志乃を宴会場へ
引き立てい。」
「まあ、旦那。部屋が臭くなったら興ざめですぜ、中庭でさせましょうよ。他の部屋からも丸見えですし。いい宣伝になりますぜ。」
芸人も加わって協力した。
「いいか、志乃殿。口上を教えてやるから愛嬌を振りまいて糞を垂れるのだぞ。」
「この度、、見世物女郎となった磯野志乃でございます、、新米ゆえなんの芸もございませぬ。
それゆえ、今日の所は素っ裸で皆様の前にて粗相を披露いたします。どうか尻の穴を精一杯開いてうんこを致します。
どうかご笑覧のほどよろしくお願いいたします。」
視聴者から反応は凄かった。
「剃り取った割れ目をテープで隠してアナルが無修正のあだるとビデオ見ました。排便も無修正です。」
※元投稿はこちら >>