そして土曜日がやってきました。
僕「こんにちは」
奥さん「こんにちは、お待ちしていました」
奥さんの表情が明らかに強ばっている。
まぁ無理もないことだと思った。
僕「ご主人は?」
奥さん「いつもの患者さんのところに向かいました」
僕「そうですか?じゃあ早速お願いします」
奥さん「わかりました、ではこちらにどうぞ」
僕は施術室に通された。
そしていつも通りベッドに横になる前に奥さんにお願いをした。
僕「奥さん、今日のマッサージは全裸でお願いします」
奥さん「え?何を言ってるの?」
僕「だから裸になってマッサージをしてくださいってお願いしてるんです」
奥さん「無理です。勘弁してください」
僕「無理ですか?仕方ないですね。でも奥さんこの間、何でもしますって言いましたよね?」
奥さん「………」
僕「じゃあ僕帰りますね」
奥さん「わ、わかりましたから帰らないでください」
僕「じゃあいいんですけどね。でもこれはあくまで僕が強要したわけではないですからね。僕はお願いしただけですから」
奥さん「脱ぐだけですよね?」
僕「もちろんです、奥さんには触れませんからご安心を」
奥さんは唇を噛みながら白衣を脱ぎ出した。
そして下着姿になると一瞬躊躇いながらも覚悟したのか手で隠しながらブラジャーとパンティを脱いだのだ。
僕はそれを確認するとベッドにうつ伏せになった。
そして奥さんのマッサージが始まったのだ。
今まで幾度となく奥さんのマッサージを受けてきたが今日は何だか様子が違う。
力加減もいつもより緩いし何より奥さんの息遣いが手に取るように聞こえてくる。
一通りマッサージが終わると今度は股関節をマッサージするために仰向けになった。
奥さんは慌てて手で隠したが遅かった。
思った通り小ぶりではあるが形の整った綺麗な乳房であった。
意外だったのは陰毛がジャングルのごとく真っ黒だったのだ。
奥さんは諦めたのか隠すのを止め股関節のマッサージを始めた。
僕「奥さん、綺麗なおっぱいしてますよね」
奥さん「……………」
僕「ご主人は毎晩揉んでくれるんですか?」
奥さん「……………」
僕「奥さん、答えてくださいよ」
奥さん「し、主人とはしばらくありませんから」
僕「そうなんだぁ、もったいないなぁ」
いつもならどんな雑談も笑顔でしてくれるのに今日は目線を合わそうともしない。
まぁ無理もないか?
そして、しばらくしてマッサージが終了したのである。
マッサージが終わると奥さんは急いで着衣を整えた。
よほど恥ずかしかったのだろう。
僕はいつも通り料金を手渡した。
奥さん「お代は受け取れません」
僕「いえいえ、施術料はきちんとお支払いしますよ」
奥さん「そんな受け取れません」
僕「言ったでしょ、僕はお金に困ってませんから。ただ奥さんと楽しめれば満足ですからね。また来週お願いしますね」
奥さん「わかりました。ありがとうございます」
僕「あ、奥さん。次回までに下の毛は綺麗にしておいてくださいね」
奥さんは顔を真っ赤にしながら下を向いたままだ。
僕は軽く会釈して鍼灸院をあとにした。
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