志保さんもまた優希に夢中になっていました。
決して麻友のことが嫌いになったわけではありませんでしたが優希には、どこか相通じるものがあったのです。
二人は、それから数回秘密の密会を繰り返しました。
そんなある日、僕はたまたま会社の飲み会で遅くなり酔い醒ましもあって公園のベンチで休んでいました。
すると少し離れたベンチでカップルがイチャイチャしていました。
僕は少し興味があったのでこっそり見させてもらうことにしました。
ぐるっと反対側からカップルがいるベンチを覗き見しようと歩いていたのです。
そうしてカップルに近づくと聞き耳を立てながら会話をメモしていました。
「ん、あれは確か志保さんと優希ちゃんじない?」
二人は仲良く手をつなぎながらとあるホテルに消えていったのです。
僕は自分を間違えてる可能性があるので確証を掴むためホテルの前で確認していったのです。
しばらくして優希と志保さんがホテルに戻ってきました。
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