男はいきなり、後ろからしほをギュッと抱き寄せた。
そして、しほの体が一瞬で硬直する。
抱き寄せた時、ズボンから剥き出しにされた
ビンビンに勃起するする大きいチンポが、パンティの内側のお尻タブの上に入ってきた。
直にお尻に感じる雄の感触・・・
ゾクッと凍りつくように固まる。
男は、鏡の中のしほを見つめ、耳元で囁いた。
「もう一度だけ、最後のチャンスを与えてあげますね」
「私と奈々の羞恥プレイに気づいたのに、なんで退店させずに、興奮してしまったのですか?」
「先ほど、ずっと、ずっとと口にして、間を置いて、最初に言おうとした言葉と違う言葉を選んだように感じましたが?」
「それがあたなの最初からの答えならいいです。」
しほはもう興奮を通り過ぎ、陶酔しているような表情に変わっていた・・・
先ほど、まさしく、そこで嘘をついてしまったことが怖かった。
ずっとずっと怖くて、後ろめたかった・・・
でも、ちゃんと自分の違和感に気づき、
そこを追求してくる男に、もう逃げられないと観念した・・・・
もうこの紳士に、すべて心を見透かされている・・・
疑う余地がなかった。
そして、しほは鏡越しに男の目を見て答えた。
しほ
「ず、ずっと昔から自分の中に閉じ込め、絶対に外出さないように封印してきている願望があります」
「彼氏彼女とか、そういう対等な関係ではなく、ご主人様という絶対的な存在に服従し、
ご奉仕し、自分の性のすべてを管理される自分自身の姿です。」
「だから、そんな自分の目の前で行われていた羞恥プレイを自分もされてみたかったんです」
「ずっと、ずっとこんな風に辱められてみたかったんです」
「施術しながら、奈々さんを自分自身に重ね合わせてしまいました。」
「そして、自分自身と重ね合わせたら、もっと辱めたくなってしまいました。」
「奈々さんには申し訳なかったと思っています。ごめんなさい」
しほはあまりの興奮に心が震えていた・・・
自分の隠してきた本性のすべてを告白していた・・・
それがどういうことなのかしほにも分かっていた・・・
でも、この紳士にはいつか見抜かれてしまうような気がした・・・
これは決定的な弱みを握られているからとかの理由もあるが
しほの本能が、この紳士に抗えぬものを感じてしまった。
抑えられない自分の願望・・・
抑えらない自分の性癖が溢れ出す・・・
この男にもっと支配されてみたい・・・
しほの中の潜在意識にある奥深い性癖が目覚めてしまったようだった。
こんな冒険、しほの人生で後にも先にもないのかもしれない。
今までの人生、真面目に優等生として生きてきた。
美に憧れ、美を追求し、自分もいつまでも清楚で美しくありたいと努力をしてきた・・・
そんなしほが、自分の本性を曝け出し、自ら破滅の道に足を踏み入れてしまった。
いや、冒険もせず、真面目に生きてきたからこそかもしれない。
初めて味わう、強烈な刺激と興奮の世界を垣間見て、
自分の知らない未知の世界への好奇心が膨れ上がってしまったのかもしれない。
もう後戻りはできない衝動だった。
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