ヒロ
「もっと太もも付け根、鼠径部やおへそ下の下腹部を辺りを重点的に施術してください。」
しほは目を背けて施術を行っていた・・・
しかし、この要求を出されたことによって、下腹部まで施術しなければいけなかった。
勃起するチンポに触れないように下腹部を施術しなければいけなかった。
必然的にチンポの位置をしっかり確認し注意しなければチンポに触れてしまう・・・
しほの心の中
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「私の心をすべて読まれている気がする」
「勃起している部分を見ないでやることを分かっていて、わざと目視で確認しながら施術しなきゃいけないように仕向けてる」
「勃起している状態で、下腹部の中央を施術するにはしっかり位置を確認しながらやらないと触れてしまう・・・」
「そういうの分かったうえで言っている」
「私の心は見透かされているの?前回のことも?」
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しほはあまりの緊張から平常心では居られなかった。
言われる通り、鼠径部を中心におへその下腹部あたりをヒロの勃起するチンポを確認しながら念入りに行う。
そして次の言葉に耳を疑う・・・
ヒロ
「その股間の上のタオル外して、紙パンツの上からチンポの匂いを嗅ぎながら施術してください」
しほ
「そ、それはできません。」
「うちはそう言ったお店ではないてす。さすがにそこまではできません。」
「申し訳ございません」
しほは何を言われるか怖かったが、勇気を振り絞って言った。
しかし、ヒロは何も言い返さなかった。
そのまま、あっさり引き下がった。
しばらく沈黙が続く・・・
しほの心の中
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「なんで今回は何も言い返してこないの?」
「ヒロ様は何を考えてるの?」
「前回奈々さんの鼠径部を重点的に施術していたこと気づかれてたの?」
「あの日の私のことを見抜いていたの?」
「どこまで気づかれてるの???」
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沈黙により、しほは頭の中で色々考える始める・・・
ヒロ
「この間、初めて女性への施術を見てましたが、おっぱいの施術はあんなガッツリと乳房を揉むんですね」
「なんか見ていて、こちらがドキドキしちゃいました。フフッ」
「今度、奈々にお店の口コミに育乳マッサージがすごい気持ちよかったってコメントさせときますね。」
前回のどうしても興奮が抑えきれなくて、唯一冒険をしてしまった育乳マッサージ・・・
いきなり、その事に触れてきた・・・
しほは動揺を隠せない。
しかも、口コミに投稿という言葉を聞いて、さらにパニックになる。
しほ
「・・・。」
うちの店には育乳マッサージコースなんて無いとは、口が裂けても言えない・・・
でも、ちゃんと言わないと、クチコミはスタッフ全員がサービス向上の為に毎日確認している・・・
自分のした愚行がバレてしまう・・・
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