しほ
「奈々さんは、ヒロさんとどこで知り合ったんですか?」
しほは、まるで年の離れた2人の関係に探りを入れるように質問を始める。
奈々
「し、仕事関係の繋がりで・・・」
咄嗟に嘘をつく・・・
しほ
「羨ましいです」
「いいですよね。年上の殿方の方が包容力があっていいですよね。」
奈々
「そ、そうですね。」
奈々も会話することで、敏感になる自分の体の気を紛らわそうとしていた。
奈々
「しほさん見たいな、綺麗で優しい女性は、男性はほっとかないんじゃないですか?」
しほ
「全然、出会いなんてないですよ。」
「厳しい時期に開業したので、恋愛どころではないですし」
「もう2年ぐらい彼氏なんていないし、デートすらしてないんですよ。」
「私も癒されたぁ~いって感じですね。フフッ」
しほは、奈々の緊張を解そうと、たわいもない会話を続けて
色々な情報を聞き出す。
しほ
「ちょっと話すぎちゃいました。」
「体のコリの状態や反応を見ることに、集中させて頂きますね。」
奈々はそれが一番恐ろしかった。
自分の体の反応をじっくりみられることが・・・
徐々に施術は太ももに差し掛かり、太ももの付け根方面に上昇してくる・・・
太ももがこんなに気持ちいことを初めて知ったが、
これまでは、何とか、なんとか自分をごまかし耐えてきた。
でももっと敏感な内腿の付け根部分に近づいてくる・・・
体が全身性感帯みたいになっていることもそうだが、
発情してる雌の匂いを嗅がれてしまいそうで・・・
さっき潮を拭いてしまい、息遣いも荒くなっているだけに、
どんなに普通の世間話をしていても・・・
今の自分の状態を見透かされ、
きっと、そういう目で見られていることは奈々も分かっていた。
どうしようもない変態だって・・・
それを同性のしほさんに体の反応をずっと観察されると思うと
頭がおかしくなりそうなほどの辱めだった。
そんな、奈々としほの様子を
男は優雅に読書をしながら、微笑みながら観察していた・・・
アロマオイルをしっかりとキメ細かな柔らかい素肌に馴染じませていくように
体に溜まったコリや老廃物を流していく・・・
男のごつい大きな手とは違い・・・
女性の柔らかな優しい手の感触がすごく心地良かった・・・
奈々は感じちゃ駄目・・・
絶対に反応しちゃ駄目・・・
そう思えば思うほど、どうしても感度が上がる奈々の体は
快感として脳内に紐づけられていく・・・
奈々心の中
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「どうしよう・・・ヌルヌルが堪らなく気持ちぃ・・・」
「なんでしほさんの手がこんなに気持ちいぃのぉ・・・」
「何でこんなに太ももが気持ちいいいのぉ」
「どうしよう、声が出ちゃいそう・・・」
「AVによく出てるローションプレイみたい・・・」
「どうしよう・・・どんどん股関節の方に近づいてくる・・・」
「あぁぁ、だめぇぇそっちの方にいかないでぇぇ」
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しほの手が滑らかに内もも付け根辺りの敏感、おめこの周辺に
滑らかに滑り込んでは離れていく・・・
滑り込んでは離れていく・・・
そして、紙ショーツが擦れて、槌き出しになるクリトリスを刺激する・・・
恐ろしいほどの快感が奈々の体中に広がる。
奈々
「はぅっ、んはぁ・・・」
思わず声が漏れた。
必死に声を我慢する・・・
でも体が恥ずかしいくらい小刻みにビクンビクン反応してしまう・・・
奈々は顔から火が出そうなほどの恥ずかしさに襲われる・・・
内ももの付け根辺りを重点的に施術されていると
あまりにも気持ち良さに、壊れたように小刻みに痙攣する。
奈々は自分ではどうすることもできない生理現象に・・・
ただただ、その羞恥心に耐えるしかなかった。
奈々
「はぅ~ぁ、あっ・・・はぅ」
声が微かに漏れてしまう。
奈々
「ご、ごめんなさい。な、なんか、今日くすぐったくて・・・」
あまりの恥ずかしさに言い訳をするしかなかった。
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