小学生の高学年のある時、家で一人で留守番をしている時、父の書斎から辞書を借りようと部屋に入り、本棚にびっしり並ぶ書籍を眺めていました。
本の奥に表表紙が裏返されている単行本が沢山並んでいることに気づきました。
どうしても気になって、恐る恐る手に取ると、それは官能小説でした。
「社長令嬢監禁調教…」
「お嬢様のいけない秘密」
・・・・
一般書籍の後ろに隠されていた大量の官能小説のコレクション…
小学生の私にはあまりにも衝撃的でした。
好奇心から気が付くと、「お嬢様のいけない秘密」という官能小説を手に取っていました。
特にそれを選んだ理由はなく、小学生の私にも一番理解しやすいタイトルだからでした。
でも、それがドンピシャでした。
主人公は高校生の清楚なお嬢様…
でもお嬢様には、露出願望があり、ストレスを発散させるために、学校や通学路、色々な場所で露出オナニーなどを次々に実行していくというような内容でした。
ところがある時、学校の用務員さんにその現場を見られてしまい、夏休みを使って用務員さんに学校で調教されるという内容でした。
私には衝撃的な内容でした。
そして、主人公の境遇が自分と重なる部分が沢山あり、感情移入しながら夢中になって読んでいました。
そして、本を読み進めるうちに、私の習慣化していたお股にクッションを擦り付ける行為が、オナニーだということを知りました。
そして常に自分を押し殺し、家でも学校でも良い子を演じていた主人公は、その反動からか、抑圧からか、周りのへの反抗心から、
「性=イケないこと」と認識し、
そのイケないことをしている自分を作ることで、心のバランスを保っていました。
それが、私の心に深く刺さり、恐ろしいほどに共感しました。
そのうち私の頭の中は、常に官能小説の主人公を自分にを重ね合わせ、生活の中で同じような変態行為を実行している自分を妄想するようになっていました。
最初は妄想だけで満足していたのに、気が付くと実行できそうな場所やタイミングを探している自分がいました。
いつの間にか、妄想だけでは留まらず、ストレスを感じると脳内で官能の世界に浸り、主人公のストレス発散のように、色々な場所で露出オナニーをする循環が確立していきました。
そして、はしたない変態行為をしている自分にゾクゾクするようなっていきました。
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