奈々は何が起きたか、一瞬分からなくなってパニックに陥る。
こんな格好で拘束されているのに・・・
こんな姿を第三者に見られるなんて・・・
奈々
「ち、違うんです。いやぁ、これ違うんです」
「お、お掃除結構です・・・」
「いやぁ、本当に結構です・・・」
奈々は必死に訴える。
身を捩って逃げ出したいが、拘束されて動けない。
清掃員女
「先ほどお連れの方が、フロントに掃除とシーツ交換などを必ずお願いしますと、ご依頼頂いているみたいです。」
「後で、トラブルになるのも困りますし、私には判断つかないです」
「どうしましょう?」
「上司を呼んできましょうか?」
清掃員は身動きが取れない奈々をわざと追い込むように楽しんでいた。
奈々はパニックで冷静な判断ができない・・・
こんな変態な姿をこの女性に見られていると思うと、死にたいくらいに恥ずかしい・・・
もう本当に消えたかった・・・
奈々
「お、お掃除・・・お願いします」
これ以上、他の人に見られることが耐えられなかった・・・
清掃員女
「承知しました。」
その女性の手際よく掃除をする音が聞こえる。
淡々と無言で掃除をする・・・
掃除音が近づいて奈々の周りを掃除する気配を感じる・・・
心臓が体から飛び出そうなほどの羞恥心に襲われる・・・
清掃員
「あっ、すみません。少し移動させます」
そういうと、わざと奈々のソファを動かした。
クスっと笑ったような声が微かに奈々には聞こえた・・・
わざわざ、奈々の近くは、掃除しなくたっていいのに・・・
敢えて、拘束される奈々のソファを何度も移動させ
意地悪をしたのだ。
何度も椅子を移動させられる奈々・・・
ものすごく屈辱的だった。
奈々の心の中
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「もうやめて!!」
「なんで、ソファをそんな移動させるの?」
「そのまま近くは掃除しなくたっていいじゃないですか!」
「もう、本当に早くお掃除終わってください・・・」
「・・・」
「あなたは、どんな目で私を見てるの?」
「何歳位の女性なの?」
「無言で・・・私を蔑んでみてるの?」
「こんな変態な私の姿見て、軽蔑しているの?」
「奈々を見下しているの?」
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同じ女性にどんな目で見られているかが気になった。
すごい軽蔑した蔑んだ目を向けられていると思うと、心が張り裂けそうだった・・・
なのに・・・おまんこからマン汁が溢れ出すのが自分でも分かった・・・
奈々は視覚を奪われていることで
他の五感が研ぎ澄まされていく・・・
玄関のドアが開けられているのか、廊下から部屋へ空気が流れ込む・・・
そして、外から清掃員の女性の声や掃除音が聞こえる・・・
女性が新しいタオルなどを持ってくる為に、
廊下に置いてあるカートまで取りにいった。
清掃員女
「ねーね、山下さんちょっと聞いて、ここの部屋変態女がいるのぉ」
清掃員女B
「槌でしょう?」
清掃員女
「1人用のソファに拘束されて、M字開脚で丸出しで縛り付けられて」
「それが全裸で、体液がすごいのよぉ」
「部屋は入ってすぐ、なんか本人了承済みの調教中って張り紙が置いてあって・・・」
「大きい声であまり、説明できないから山下さんちょっとタオルとか補充行ってみてきてよ」
清掃員女B
「えっ、本当に言ってるの?」
本人たちは聞こえていないと思っているが、ドアが開いているだけに、そんな会話が奈々の耳にも入ってきた。
死にたかった・・・
無言で淡々と掃除して、やぱり蔑んだ目で見られたんだ・・・
空気が強く動く気配が奈々に伝わる。
無言だが、きっと山下さんという清掃員であることが奈々にも分かった。
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