女性
「あっ、ごめんなさい」
人の気配がして、とっさに謝る声が聞こえるが、勢いよく開けられた扉はそのまま全開になる。
すぐ目の前に、赤ちゃんを抱っこして、大きな荷物を抱えていた女性が立っていた。
目の前の状況に、目を丸くしてびっくりした表情で言葉を失いドアの前に立ち尽くす・・・・
こんな至近距離で全部を見られてしまった・・・
ご主人様
「あっ、ごめんなさいね。失礼しました」
ご主人様は平然とトイレを後にする。
奈々もそれを必死についていく・・・
トイレの前に立つ女性の視線を背中に感じていた・・・
そのまま、何事もなかったようにエレベーターに乗り込んだ。
奈々は心臓が飛び出そうなほどドキドキしていた・・・
エレベーター内の鏡に映し出された自分の姿が目に入り、
今の自分の状態を再認識した・・・
この格好で外に出るのが怖かった・・・
首元には首輪が付けられ、下半身にも貞操帯が付けられて、
それを隠すことなく堂々と見せつけるような格好・・・・
そして何より、ノーブラで乳枷を付けられて強調されている状態で
ご主人様が唾液たっぷりに舐めていたせいで、白いブラウスに乳輪と乳首のピンクが薄っすらと浮かびあがる・・・・
あまりにも卑猥な状態・・・・
この状態で街中を歩くことは死にたいくらいの羞恥だった・・・
ご主人様
「なかなか、変態なファッションですね。フフッ」
そしてまた人混みの中に連れていかれ、
まるで変態女を見る視線が突き刺さる・・・・
奈々はその恥ずかしさに耐えられず、自らご主人様と腕を組み体を寄せて歩いた・・・・
ご主人様
「仕方ないですね。ブラウスが乾くまでは今日は許してあげます。フフッ」
ご主人様と腕を組んで歩くことで、片方の乳首は少し隠せているが、
ご主人様のペット感はより強調されていた・・・・
私はこのご主人様に調教されていますと言いふらしながら歩いているようなものだった。
そして、ブラウスが乾いたら、その変態な格好のままご飯を食べに連れていかれた・・・
周りの視線や店員の視線に何を食べているか分からない、
何を話したかさえも記憶ないぐらいの辱めだった・・・
今まで生きてきた中で、向けられたことのない視線・・・
可愛いね、美人だね、奇麗だね、清楚だね、優等生だね、真面目だね
そんな言葉や視線を感じてきたが・・・
あの子超変態、淫乱、ドエロ、変質者、下品な女・・・
視線の中から色々な声が聞こえてきた。
男性にいやらしい興奮した目で、体を舐めまわすように見られることもドキドキしたが、
同性の女性に下品な変態女と蔑んだ目で見られることの方が、より恥ずかしくて、恥ずかしくて堪らなかった・・・
と同時に心が震えるほどの興奮が沸き上がっていた・・・
ご飯を食べ終わり店を出る・・・
ご主人様
「明日は日曜で休みだけど、今日どこかに泊まるのですか?」
突然の予想もしていなかった質問に奈々は動揺を隠せなかった。
ご主人様
「分かりやすい。可愛いですね。フフッ」
「今日会った時から、荷物が前回より多かったからそんな気がしてました。」
「なんで今日は泊まろうと思ったのですか?私と泊まりたかったのですか?」
奈々
「ち、違います。彼氏いるのでそこまでは裏切れません」
奈々は即答した。
ご主人様
「じゃあ、帰ればいいんじゃないですか?」
奈々
「ご主人様と何時になるのかが分からなかったので・・・」
男は奈々の目線が右上を向いているのを見逃さなかった。
大抵、人が嘘をつくときは目線は右上を向くと言われているし、
あまり嘘をつけない奈々は、きっと何かを胡麻化していることは分かった。
ご主人様
「そうですか。この間もちゃんと早いうちに帰していますけどね。」
奈々
「き、今日はどうなるのか分からなかったので・・・」
ご主人様は急に立ち止まり道路の端に寄った。
すると、奈々のスカートにご主人様が手をかけた。
ご主人様
「スカートを捲くったら中はどうなっていますかね?」
奈々
「ダ、ダメです・・・絶対にここではダメです。」
見なくても、もう太もも全体がおめこ汁でベタベタなのは分かっていた・・・
こんな場所でスカート捲られて、それを沢山の人に見られると思うと怖かった・・・
それじゃなくても、ジロジロ見られて注目を浴びているのに。
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