私はその場で固まり、寝室で起きている異常な光景から目が離せずにいました。
奈々は膝の部分に長い棒状の器具で固定され、脚を閉じることが出来ないようです。
終わりのない振動に何度も達しているらしく、股間の部分だけシーツがびしょびしょに濡れているのがわかりました。
見知らぬ女性に目を移すと、チラチラと奈々を見ながらお母さんに何か話しかけているようです。
お母さんは相変わらず女性のつま先をしゃぶりながら、時折踵から土踏まずまで舌を這わせ、女性からの言葉に応えている様子。
「何話してるの…。」
私は室内での会話の内容が知りたくて堪らなくなっていました。
その時です。
女性が何かお母さんに話しかけたかと思うと、お母さんがおもむろに立ち上がったのです。
私は反射的に壁に背を貼り付け、顔を窓の反対側に背けました。
すると寝室のサッシ戸が開く音がしました。
「バレた槌」
私の心臓は飛び出さんばかりに激しい鼓胴を繰り返します。
「これで少し涼しくなったわねぇ…瑠璃子。」
「ハイ。レイカ様。あの…。」
「何?瑠璃子。…えぇ。…ふーん。じゃあ…いいわね!」
「…わかりました。レイカ様、またレイカ様の御御足舐めさせて下さい。」
「瑠璃子は足が好きねぇ。いいわよ。好きなだけ舐めなさい。変・態・さん。」
「ありがとうございます!」
「バレてない?」
私は何事もなかった様に続けられる行為にすっかり安心したのか、先程までビクビクしていたことが嘘の様に大胆になっていました。
再び室内を覗き込み、この後の展開に対する好奇心を押さえられなくなっていました。
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