木村も連続2発も射精をしたことから、心臓のの鼓動が速くなり呼吸を整えるので必死でした。
その時木村はふと扉の方に目を向けました。そこには無表情ながらもどこか寂しげな目をした美月がいました。
「あっ、待って」
木村がそう美月に声をかけた時にはすでに扉の向こうには姿が見えませんでした。看護師をほったらかしにして木村は急いで美月の病室に向かいました。
けれどもそこには美月の姿はどこにもありませんでした。ナースステーションに駆け寄った木村は美月が病室から居なくなったことを伝えると看護師たちが一斉に美月を探しにフロアにかけ出ました。
けれどもその日、美月の姿を見た人は誰もいませんでした。木村は後悔を胸に一人家に帰りました。翌朝、仕事を休んで美月が入院している病院へと向かいました。美月の病室まで近づいた時、中から美月の声と思われるような声が聞こえてきました。入院してから一度も聞いたことがなかった妻の声に木村は嬉しくなり声を上げながら美月のいる病室に入った。
「昨日はすまなかった。美月、喋れるようになったのか?」
そこで木村は目を疑うような光景を目の当たりにしました。
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