【肉体を嬲る】(蝋燭)
肉体担当の蝋燭をの言葉で、意を得ている主達の手で、パーティルームにビニールシートが敷き詰められた。
いくらSMプレイといえども、奴隷の肉体をおもちゃにする調教と部屋を汚すことは別のことと弁えている主達だった。
肉体担当が、これから使う蝋燭に火を点けて回る。
次には、由紀がお尻を付けた状態にして後ろから抱きかかえ、後ろ手錠を嵌めた。
橙色に輝く蝋燭の火が、由紀の目の前に翳された。
その火に照らされた由紀の妖艶な顔に、主達から感嘆の声が漏れる。
肉体担当:「乳房と乳首を焼いてやろうな」
由紀だけではなく、主達にも聞こえるように囁く。
橙色の炎が、由紀の片方の乳首に近づけられた。
由紀:「ア・ツイッ」
肉体担当:「そうか、熱いか。じゃ、反対の方に・・・」
もう片方の乳首を焦がす。
由紀:「熱いです」
そうして由紀を嬲っている間に、火で炙られて並々と溜まった蝋を乳房めがけて一気にぶっかける。
由紀:「ツウ・・・」
続けて、前もって火の点けられていた別の大型蝋燭で乳房に垂らす。
蝋燭が気化する匂いが辺りを包み込む。
由紀の乳房が赤い蝋燭によって牡丹の花のように幾重にも花びらを重ねていく。
先端の乳首も蝋燭で乳首の形のままに丸い突起を浮き出させている。
肉体担当が、慎重に乳房から蝋燭の花びらを剥がしだす。
蝋燭の熱で汗を拭き出した乳房から、お椀の形に上手く剥がされる。
由紀の格好のよい乳房と大きめの乳首が型取られた蝋燭の椀を主達に披露する。
肉体担当:「次は、オメコいきましょう」
今度は、由紀を仰向けに寝させて、両脚をそれぞれ縛りあげM字開脚にして、両方の縄尻をそれぞれの柱に括りつけて、これ以上開かないところで止める。
由紀のオメコ、膣穴を封印したラビアには医療プレイ担当に施された注射針が見事に貫いていた。
先ずは、ここに熱蝋を垂らそうというのだ。
ここは、乳房ほど汗が出ず剥がしづらいのと蝋燭が邪魔をしないよう針を抜く時のために、肉体担当がローションを垂らしている。
由紀の周りに、炎で溶かされて海を作っている蝋燭が集められた。
肉体担当:「では、行くぞ」
由紀:「は・・い」
オメコ担当が、後ろに回り気を利かせて由紀の頭を膝に乗せて、蝋燭がお見舞いされるオメコをよく見えるようにしている。
大量の溶けた熱蝋が、至近距離から一挙に落された。
由紀:「アツッ・・・」
肉体担当は、由紀の言葉など聞こえないように、次から次と蝋燭を手に取り垂らしていく。
それも、クリとラビアを中心に垂らす面積は広げずに、ピンポイントで蝋を重ねていく。
蝋燭から針へ伝わる熱で貫通されたラビアの肉に刺激を与えていることだろう。
医療プレイ担当の心憎い演出の賜物だ。
肉体担当:「これぐらいでいいでしょう。次は、クリ拓とマン拓をとるので、一旦、注射針を抜きますね」
蝋燭で幾重にも重なった蝋を見ながら、肉体担当が事もなく次の手順を話している。
肉体担当:「今から、由紀のラビアを貫いている針を抜いていく。数えろ」
針が打たれた逆の順で、クリから遠いアナルに近い針から抜いていく。
肉体担当が、蝋燭に埋まっている1本目に手をかけて、由紀の目を見る。
由紀:「・・・」
由紀の苦痛に歪む顔を楽しむように、グニグニとゆっくり、ゆっくりと抜いていく。
由紀:「イ・・・チ」
肉体担当が、ラビアから抜かれた1本目を由紀と主達に見せて、右頬を少しあげる。
2本目は、一気にすっと抜く。
拍子抜けしたように、由紀が2本目を数えた。
続けて肉体担当が、3本、4本と同じように手早く抜いた。
5本目は、1本目と同じようにゆっくりと抜いていたが、途中で止めて、今度は反対に奥に刺していく。
その所作に、由紀の目が大きく見開かれた。
長い間の貫通で、注射針に肉が纏わりついているのか、顔を歪めて苦悶の表情を晒す。
それを2度、3度と繰り返してから、肉体担当が一気に注射針を抜き去った。
由紀:「5本」
お腹をフイゴのように上下させながら、最後の数字を読み上げた。
肉体担当が、由紀に言葉をかけるでもなく、ローションで剥がれやすくなっているオメコの蝋を剥いで、皆に見せている。
肉体担当:「次は、クリ拓」
注射針を抜かれたラビアの赤い玉とところどころ流れているものを拭き取りながら、肉体担当の無味乾燥な言葉がつづく。
肉体担当:「クリ拓の前に、血が止まるまでの間、痛いばかりでは可哀そうなので、快感に貪欲な由紀を電マで遊んでやることにしましょう」
肉体担当が、電マにクリとオメコとアナルを同時に責められるアタッチメントを取り付けながら、クリ拓から方向を修正したことを告げる。
肉体担当によって、由紀の2穴にアタッチメント付きの電マが埋め込まれ、スイッチ「強」で否応なしに弄っていく。
由紀は、先ほどの苦渋の顔が嘘のように快感に身を委ねて、快楽に酔っている。
由紀:「う、うーん」
その淫らな表情に、主達が互いに目を合わせている。
先ほどからの蝋燭と針の興奮で、苦痛系変態奴隷の由紀が登りつめるのに、そんなに時間はかからない。
由紀:「い、きます。いくー」
オメコを突き出して、ガクガクと小刻みに体を痙攣させて、アクメに達したことを主達に告げた。
肉体担当が、次の波を迎えさせようとさらに電マを抜き差ししている。
由紀:「また、また・・・逝きます。」
流石に快感に貪欲な由紀は、電マにオメコを打ち付けながら腰を振り、次の波を捉えて2度目のアクメを迎えた。
逝きっぱなしの由紀に、次々と主が交代をして牝豚由紀を弄んでいく。
肉体担当の心憎い配慮とはいえ、電マで存分に快感を貪った由紀の表情が満足を物語っている。
肉体担当:「血も止まったみたいですので、クリ拓といきましょう」
電マの刺激からまだ勃起が治まらぬクリトリスの包皮を剥いて、ローションを塗していく。
阿吽の呼吸で、アナル担当が手際よく蝋燭を肉体担当に手渡す。
勃起して光るクリを、一滴の蝋燭が捉えた。
由紀:「ウッ」
肉体担当が、由紀の表情を確かめるように一滴、一滴とクリに垂らしていく。
その度に、由紀の口からくぐもった声が漏れる。
蝋燭でクリを覆う凸のカサブタができあがった。
肉体担当が、一つ目のカサブタを剥ぎ取り、綺麗にクリの形を象ったクリ拓を皆に見せた。
肉体担当:「折角ですから、今日の記念に5つ作りましょう」
そう言いながら、剥がしたばかりのクリに、またローションを塗りはじめた。
それぞれの主から、賛同の声がプレイルームに響いた。
一つ目と同じように、一滴一滴と熱蝋がクリを染めていく。
クリ拓が5つ完成した。
肉体担当:「クリ拓の次は、マン拓といきましょう。ラビアの閉じたもの、ラビアを開いたものなど、なんなりとご希望をお聞きしますよ」
閉じたもの、開いたものなど、それぞれの要望が主達から声があがった。
肉体担当:「まずは、閉じたものから・・・」
由紀のラビアを親指と人差し指で閉じわせながら、ローションをクリから肛門にかけて塗していく。
溶けた蝋燭の海を容赦なく、由紀のオメコに滝のように降り注ぐ。
次の蝋燭が、手際よく主達から肉体担当に手渡され、次々と間髪を入れずにオメコに垂らされる。
由紀が唇を噛んで、熱蝋に耐えている。
一つ目のマン拓が完成した。
次は、ラビアが開いたものが選択された。
先の蝋燭で、ラビアと土手が熱を帯びている。
蝋燭の熱で皮膚が温められている上に、さらに蝋燭を垂らされると、いかんとも熱いことを肉体担当は知っている。
ローションぐらいでは、その熱を奪うことはできない。
手にした蝋燭を、由紀の顔面に持って来て、由紀の怯えたような表情を楽しんでいる。
由紀の目を見ながら、蝋燭の海がラビアの中心の尿道辺りに落とされた。
由紀:「アツイ、アツイです」
肉体担当:「そうだ。熱いな」
そう言葉をかけて、次の蝋燭を受け取るとオメコに垂らしていく。
由紀:「アツイ」
肉体担当:「熱いか」
アツイ、熱いを繰り返しながら、蝋燭の海が容赦なく由紀のオメコに降り注ぐ。
こうして、閉じたもの2つ、開いたもの3つのマン拓ができあがった。
肉体担当:「さあ、合同調教もオーラスを迎えました。長時間の調教も楽しい時間は瞬く間に過ぎていくものですね。最後の仕上げは、クスコで膣を開いて子壺に直接、蝋を垂らして終わりにします。まあ、内臓焼きですかね」
口担当:「ほほう、それは面白そうですね」
他の主達も、おのおのに感想を述べている。
その間に、肉体担当が由紀のM字開脚の縄を解き、背もたれの椅子を持ってきた。
由紀を椅子にオメコが見えるように浅く腰掛けさせ、両腕を脇に揃えさせて、背もたれ、背中、腕を一纏めにして括りあげる。
由紀の脚は、背もたれの椅子の脚に片方ずつ結わい付け、股を広げさせて身動きのできないように縛り上げた。
その背もたれ椅子を床に倒すと、由紀がオメコを突き出して上を向いた状態となった。
肉体担当:「これで、由紀も動けんでしょう。では、クスコを嵌めてやりましょう」
ほどよい具合にオメコが上を向いており、易々とクスコを飲み込んでいく。
肉体担当:「そうそう、いいことを思いつきました!目隠しと耳栓をしましょう。神経が集中して・・・見ものかもしれませんよ」
肉体担当が、すべての蝋燭の火を吹き消し、この時にと用意しておいた極太の紫色の蝋燭を持ち出しそれに火を点けた。
その蝋燭が海を作る間を利用して、主達に説明をする。
この蝋燭が減っていく分、由紀の膣道に鍾乳洞の柱を思わせる蝋の柱ができあること、クスコもステインレスなのでその熱を膣道に伝えてしまうこと、完全に冷めるまで放置しておくことなどを主達に話し聞かせた。
もちろん、耳栓をしているとはいえ、由紀には聞こえないように小さな声音で話している。
話をしながらも、蝋燭を右左に傾けながら蝋燭の海を作っている。
肉体担当:「では、はじめましょう」
第一波の蝋燭が、肉体担当の頭の上高くから落される。
流石に、至近距離から垂らすことはしないらしい。
上手く目標が定まらず、クスコを掠めて土手に紫色の花が咲いた。
それを見て、これで垂らす位置が定まったとばかりに、肉体担当が蝋燭を廻しながら由紀の膣奥に蝋を垂らしていく。
由紀:「熱いです、熱いです。ご主人さま、お許しください」
由紀が、初めて口走った弱音の言葉である。
快楽系かつ苦痛系の変態奴隷の由紀が、あまりの熱さに許しを請う。
この合同調教を飾るに相応しい調教プレイとなった。
その言葉など聞こえぬふりで、時には蝋をクスコから外しながらも肉体担当の手が休まることはない。
肉体担当が言っていたとおり、一雫、一雫とクスコの中で鍾乳洞の柱のように蝋燭の柱がうず高く盛り上がってくる。
由紀の悲痛な叫びと涙声をBGMに、延々と蝋燭がクスコから紫色の顔を出すまで続けられた。
肉体担当:「クスコから紫の蝋燭が出てきました。もう、これぐらいでいいでしょう」
肉体担当が、蝋燭を垂らす手を止めて、由紀の目隠しと耳栓も取ってやる。
肉体担当:「よく頑張ったな」
と一声、声をかけてやるが・・・あまりの熱さと声を枯らしたのか声も出ない。
肉体担当:「私も喉が渇きました。冷めるまでビールなどを飲んで、今日の合同調教会の反省会とでもいきましょうか」
主達が、由紀を取り囲んでの酒盛りが始まった。
肉体担当が、由紀にビールを口に含んで口移しで飲ませてやるとゴクリと美味そうに喉に流し込んだ。
それぞれの主の調教を振り返りながら、時は過ぎていった。
肉体担当:「そろそろ、蝋燭を取り出しましょうか。それから、この柱は、今日の記念に私にお譲りくださいね」
背もたれの椅子を起こし、すべての縄を解いて由紀を立たせて皆の目の高さにして、クスコを抜いていく。
抜く時に、由紀の顔が曇る。
いくら低温蝋燭といっても、由紀の膣道が軽いやけどを負っているのかもしれない。
肉体担当が、今度ばかりは由紀を慮ってクスコをゆっくりと抜いていく。
クスコが抜けるのと同時に、蝋燭が床にコトンと落ちたが、冷えた蝋燭はクスコの形のままを留めている。
主達全員から拍手が起こり、それが鳴りやんだ時がお開きの合図にもなった。
口々にお礼と由紀にキスをして5人の主達による一夜をかけた合同調教の幕はおりた。
(完)
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